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【読む】本と映画のきろく

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読んでおもしろかった本の書評をメインに、魅力的なストーリーを探求していきます。たまにですが、見て面白かった映画やドラマ、アニメといった映像もご紹介。
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2023年9月の記事一覧

レビュー『老けない腸の教科書』

たまたま実家に帰っているときにテレビで見て気になっていた本をようやく読みました。 腸活の…

良い睡眠を実現するための6つのポイント

昨日は『睡眠こそ最強の解決策である』のレビューを書きました。 今日は、そのなかで紹介され…

レビュー『睡眠こそ最強の解決策である』

睡眠不足だったのですが、「睡眠不足の危険性」と、「寝るための具体的なヒント」を知り、すこ…

お風呂読書のメリット7選:体も心もあたたまる

次のようなシーンを想像してみてください。 ながい一日が終わり、唯一欲しているのは自分のた…

なんども読み返したくなる『楢山節考』レビュー

『楢山節考』は、信州の山岳部に位置する日本の村での生活、死、伝統の複雑な関係を探求した、…

科学の明かり:マイケル・ファラデーの『ロウソクの科学』レビュー

マイケル・ファラデーの『ロウソクの科学』は、永遠のクラシック。 この本は、科学が誰にでも…

レビュー『B:鉛筆と私の500日』

本日はすこし変わった本のご紹介。 コロナ禍に毎日ツイッターに投稿した鉛筆画と、軽快なエッセイがついた『B:鉛筆と私の500日』という本です。 作者は画家にして作家のエドワード・ケアリーさん。 イギリス人の彼は、コロナ禍で隔離生活を強いられた一年余りのなか、毎日一枚の絵を描き、ツイッターに投稿していきました。 本書では、その時の絵である偉大な作家や芸術家、歴史上の人物、小説の登場人物、動物や鳥、植物や建物、風景といった500もの絵が収録されています。 個性満載のイラス

絶望の探求『人間失格』レビュー

太宰治によって書かれた『人間失格』は、国語の授業でもでてくるほど日本文学の名著です。 以…

レビュー『清少納言を求めて、フィンランドから京都へ』

コロナの反動か、旅する紀行モノの本が無性に読みたくなります。 そんななか発見したのが、国…

レビュー『東方見聞録』マルコ・ポーロ

13世紀のヴェネツィアの商人兼探検家であるマルコ・ポーロによる『東方見聞録』。 この本は、…

時空を超える名作『星の王子さま』レビュー

アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの「星の王子さま」は、魅力的で時代を超えた小説で、あ…

より道こそが人生の豊かさと知る:『人生百年の教養』レビュー

「より道」というコトバに惹かれます。 若いときは「より道」なんて不要なもので、お金を稼ぐ…

レビュー『焼きたて!! ジャぱん』

パン好きにぴったりのアニメが『焼きたて!! ジャぱん』。 ついつい見始めると、なかなか見る…

自衛官とドラゴンの物語『ひそねとまそたん』

個人的に面白かったアニメをご紹介。 内容は、航空自衛隊に配属された新人隊員が、いきなり巨大なドラゴンのパイロットになる話。 絵柄から「ゆるふわな非日常アニメ」を想定していたら、いい意味で期待を裏切られる骨太な青春群像劇アニメです。 そんな『ひそねとまそたん』を魅力を以下三点紹介します。 魅力的なキャラクター主人公である「甘粕ひそね」には「思ったことが口に出る」という特徴があり、それにより友人をつくれずにいます。 それが彼女の悩みでもあり、どちらかというと引っ込み思案