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【読む】本と映画のきろく

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読んでおもしろかった本の書評をメインに、魅力的なストーリーを探求していきます。たまにですが、見て面白かった映画やドラマ、アニメといった映像もご紹介。
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2022年7月の記事一覧

『日本人というリスク』 レビュー

海外への移住を目指すならば、モチベーションを高めるために、日本人であることのリスクを把握…

物語の力をつかって日々の問題を解決する『ストーリー思考』レビュー

「運任せ」というコトバが気になっています。 運任せというと、自分の力を信じておらず他力本…

レビュー 『マンガ人類学講義 ボルネオの森の民には、なぜ感謝も反省も所有も…

「文化人類学」という学問に興味があります。 それは、毎年イギリスの現代美術雑誌『ArtRevie…

クリエイティブ力を上げる『一億三千万人のための 小説教室』

読み終わってから理解しました。 なぜタイトルに「1億三千万人のため」とついているのかを。 …

圧倒的な世界観に酔いしれる 『DUNE-デューン 砂の惑星』

圧倒的な映像美! うん、これだよこれ!映画はこうでなくっちゃ! と、かつて『ロード・オブ…

旅に出たくなる本 『純情ヨーロッパ〈西欧&北欧編〉』 レビュー

なにかを制限されると、うずうずしてくるのは人のサガだろうか? 旅が気軽にできないいま、痛…

レビュー 『評価経済社会』 岡田斗司夫

他人からの印象や評価って、とても大事なんだよな〜。 と、うっすらと気づいていることが、実は経済と密接に関わっていると教えてくれるのが本書。 今までのパラダイムシフトをまとめ、これからの「評価」経済を示しています。 現代は、モノを消費するかわりに、情報を消費する時代。 そんな時代では、モノではなく「価値観」を選択して所有する時代へ変わり、他人から評価され、社会に対して影響力を持つことが、貨幣よりも重要になります。 人とのつながりについて考え直すには良い本で、リアルの友

英語を極める 『英語ネイティブ脳みそのつくりかた』 レビュー

悔しい! 高校1年生くらいの頃に、この本に出会っていれば、自分の人生は大きく変わっていた…

ひろゆき『プログラマーは世界をどう見ているのか』レビュー

一言でいうと、珍しい本です。 いままでのひろゆきさんの本は、「生き方」といった大きなテー…

【レビュー】オーストラリアの不思議な短編集『遠い町から来た話』

ショーン・タン氏の絵本が大好きです。 それは、どこか別の世界に運んでくれるような、人間の…

レビュー『実力も運のうち 能力主義は正義か?』マイケル・サンデル

行き当たりばったりで、「運」をたよりに事件を解決する傑作ドラマ、NETFLIX「ダーク・ジェン…

書評 『クリエイティブと日課』

ぼくのような凡人にとって、日課ほど重要なものはありません。 「習慣は、第二の天性である」…

【書評】クリエイティビティを刺激する『世界幻妖図鑑』

クリエイティビティを刺激する、ステキな本に出会いました。 それは『世界幻妖図鑑』で、世界…

【レビュー】古賀史健さんライター講座 「書く人」から「つくる人」へ。

昨日にひきつづき、古賀史健さんのイベント動画をご紹介。 『取材・執筆・推敲』の出版を記念してひらかれたイベントで、ライターと編集者の役割分担について語られています。 意外だったのが、「原稿を編集するのは、100%ライターの仕事である」という点。 編集者の仕事をよく理解することで、ライターの仕事をうかびあがらせることができます。 それにより、「文章を書く」だけのライターから、「コンテンツをつくる」ライターへのジャンプができるようになります。 編集者の仕事まずは編集者の