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2020年のふりかえりを今更

こんにちは、Nakajimaです。

去年のふりかえりをずっと下書きにしていて公開していなかったので、このタイミングで公開しようと思います。

主にインターンとか就活の出来事になると思います。自分用の備忘録ですので、読んで面白い内容になっているかはわかりません。

2020年のふりかえり

自社アプリがクローズ、社員が全員いなくなりWordpressの開発をすることに…

2019年の12月に自社のアプリがクローズし、受託開発としてWordpressの案件をやることになりました。Wordpressの開発は1月〜3月にかけてやっていたと思います。今までiOSのネイティブアプリ開発などをしていたので、物足りなく感じましたが、ふりかえるとこの時にマークアップからWebpackといったフロントエンドの土台ができ次につながりました。ここで学んだのは、どうにかして学ぶ機会にするということでした。

フロントエンドアプリの開発で技術選定・設計・スクラムマスターを体験

3月から別のプロジェクトにジョインしました。詳細は伏せますが受託開発でフロントエンドのみ自分たちのところで開発をするという形式でした。使用する技術はこちらで選んでいいとの事だったので、自社のアプリで少し経験していたReactを使用することにしました。フレームワークはGatsby.jsとNext.jsで迷ったのですが、Gatsby.jsは内部でGraphQLを使用しており複雑なことをしようとしたときにプラグインがないとキツそうと判断したのでNext.jsにしました。今ではメインストリームになっているNext.jsですが、その頃はまだ日本での採用例も多くはなかったかなと記憶しています。日本語の記事も少なかったのでその点で自走力を鍛えられたかなと思っています。

設計の考え方はクローズした自社アプリに由来しています。そのアプリでは珍しくClean Architectureを採用していて、実際に設計したエンジニアの方と話す機会もあったので設計について前から興味を持っていました。
技術選定に加え、アプリケーションの設計をするチャンスもあったので、試行錯誤しながらもCEOとwebフロントの設計しました。実際に1から作ることで、各層の意図であったり責務であったりを作りながら考える機会になりましたし、プロダクトを作る楽しさを感じました。

7月終わりごろまでこのプロジェクトに参加していましたが、終わりの方の1ヶ月ほどスクラムマスターを経験しました。スクラムの難しさはプロダクトバックログの粒度であったりクライアント先との意思疎通の部分や見積もりで苦労しました

ふりかえると、手探りの中で試行錯誤をして自己組織化をチームでしていこうというモチベーションの強い時期でした。新人にモブプロをやってもらったり当時の環境に適したスクラムのやり方を模索していました。ここで学んだことは、1から作るのと人が作ったものに乗るのは全然違うことなんだというのが分かったことです。勉強する際は1から何か作った方が早いなという持論も生まれました。また、コミュニケーションの重要さを改めて感じ、すこし自分の中でウエイトを高めるというイベントになりました。

ユーザーの立場に立つ新規事業を

スクラムマスターと並行で、CEOと新規事業立ち上げの企画をしました。詳しい話は以下の記事から読めます。

"memesan"で飲食業界の人手不足を解消したい!(Wantedly)

ビジネス寄りである企画のプロセスは、エンジニアとしてはなかなかできないことなので勉強になりました。ユーザーの立場に立って課題を見つけるという経験は、後のサマーインターンで少し役に立ちました。フィールドワークのようで楽しかったと記憶しています。プロダクトにオーナーシップを感じるインターンは価値のあるものなので、チャンスがあれば挑戦しておくと良いでしょう。

サマーインターンに参加して客観的に自分を見る

2020年のサマーインターンは短期にはなりますが、メガベンチャー2社のインターンに参加させてもらいました。

DeNAのインターンについてはすでに記事を書いたので、詳細は以下のリンクから読めます。ふりかえってですが、主観的に無理そうでも挑戦してみることはありなのかなと思いました。

DeNAのインターンは"何が課題なのか"に向き合う場所だった

また、メルカリのインターンにも参加させてもらいました。Goの静的解析について講義を3日、実践を2日するようなスケジュールでした。チームは任意で組んでも良いという形式でしたが、基本的に1人で進める人が多かったです。自分はたまたまDeNAのインターンで見たことあった方がいて、その人とチームを組み、ペアプロで進めることができました。その方とは今も親しくさせてもらっていて、情報交換をしたりコミュニティに誘ってもらったりと地方に住んでいる自分にとって、普段では出会えない方とのコネクションを作るとこができました。
参加した後は静的解析ツールの開発はしていないのですが、できれば2021年はGoを使っているチームの開発をサポートできるようなツールでも作ってみようと思ってたりします。実際に作ったツールは以下に置いておきます。OSSに興味を持つきっかけにもなったかなと思います。

客観的に自分を見るということで、メガベンチャーのインターンに参加できたことは広島というローカルな環境の中にいた自分にとってかなり刺激になりました。目標に対して何が足りていないかというギャップの部分を知らなかったり、自分の立ち位置をしらないと完全に理解した状態になってしまうので、そこは日頃からアップデートしないといけないと思っています。また、普段では出会えない人達と出会い交友関係を広げることもできたのも大きかったなと感じています。

プロダクトをつくる、チームをまとめる

新規事業の企画の話をしたと思いますが、実際に開発をするところの話です。9月までの内容については以下にまとめています。

"飲食業界にDXを起こすプロダクト"の開発チームの未来を完全に任された話

それ以降の話ですが、メンバーの入れ替わりがあり12月の頃には実務経験が3ヶ月以下のメンバーが3人と自分で開発を進めていきました。それまでプロダクトの設計や実装の大方を自分がやっていたのもあって、属人化しない組織作りに力を入れました。しかし、誰がかけても他のメンバーの知識で補って行くことができるようにフロントエンドやバックエンドといったロールでキャップをはめるようなやり方をしないようチームの意識を変えていくことはできても、実際に知識を付けるのは一朝一夕では出来ないですし学生だと尚更難しいと感じました。そこから採用やキャリアについても少し考えたりしています。

技術的な部分ではクラウドでのインフラを1から構築しました。費用的に個人で学習するのは難しい分野ではあるので、できるなら経験しておきたいと思っていました。ですが、フェーズ的にあまり凝ったことはしてないです。

KubernetesとIstioを利用したmemesanのインフラについて

就活について

単刀直入にいうと11月入ってすぐにDeNAさんから内定を頂いて、次の日に内定承諾しました。
選考を受けていた企業の一覧は以下の通りです。内定承諾するタイミングが早かったので、すべて辞退させて頂いた形になります。敬称は省かせてもらいます。

・サイバーエージェント(サキドリ選考)
・ビズリーチ(TwitterのDMで選考のお誘い頂いた)
・アトラエ(本選考)
・メドレー(逆求人から)
・ギフティ(逆求人から)

その他にもメルカリ・メルペイさんの選考も受けようと思い説明会等には参加していましたが、結局タイミング的に応募はしなかったです。
なぜ、DeNAさんに決めたのかと言うと、自分のやりたいことと事業がマッチしていたし、新卒や若手に任せる文化があり魅力的だと感じたところです。また、サマーインターンや選考中に色々とお世話になりましたし、接してくださった方々みなさんの雰囲気が親しみやすく丁寧で、企業の雰囲気を体現しているようで、ここがいいなと素直に思いました。

継続して出来たこと

新型コロナウイルスが流行し始めた頃からオンラインでの勉強会やカンファレンスが増え、便乗する形で勉強する習慣をつけることが出来ました。だいたい平均で週2~3のイベントに顔を出したりアーカイブを見るようになりました。

業務がある日はふりかえりを毎日やりました。ふりかえりは言語化・テキストで残す文化を根付かせたかったという意図と、自己管理できる組織を作りたかったという意図があります。テキストで残すというのは、自分が忘れやすいというのもあるのですが、今のチーム以外の人がアサインされたときに必ず役に立つと感じていて、ドキュメントが形骸化しないように習慣をつけたいという思いがありました。

また、どうせなら業務であっても試行錯誤したいと思っていたのでふりかえりの一環でPodcastを収録したりと実験したりしていました。これも言語化のトレーニングを兼ねていて、追加で知っておいた方がいいけど、業務の中で知ることができないような内容をビタミン的に摂取できる場として設定しました。

まとめ

今更ですが2020年をふりかえった内容でした。就活とかの内容は企業名まで出している記事はあまりない気もするので何か参考になればと思います。2021年も濃い内容にできるように色々チャレンジしていくつもりです。

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