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DeNAのインターンは"何が課題なのか"に向き合う場所だった

はじめまして、Nakajimaです。

2020年8月29日(土), 30日(日)でDeNAサマーインターンシップ ソフトウェアエンジニアリングコースに参加してきました。2日間と短い期間ですが、かなり濃い内容でとても成長に繋がったと感じたので、軽くまとめておこうと思います。

DeNAサマーインターンシップ ソフトウェアエンジニアリングコース

この記事で言いたいこと

とりあえず、DeNAのインターンは最高でした!

具体的にどこが良かったかと言うと、以下の点です。

・課題のレベル感
・初オンライン実施とのことでしたが、全体的な進行がスムーズであった点
・メンターさんのサポートが手厚い点
・チームのメンバーとも良い雰囲気で開発できた点

なお、この記事では、技術的な部分には触れませんのでご了承ください。

何を開発したのか

去年と同様に伸びしろのあるアプリ(通称クソアプリ)を改善していくという課題でした。ですが、若干去年と課題設定が異なっていました。自分のチームもそうですが、準備段階で去年の参加記事などを参考にしていたことで、去年と同じようなアプローチをしているチームが多い印象でした。

しかし、タイトルにもある通り、このインターンでは”何が課題なのか”が重要でした。今回で言えば去年とは違う設定なので、前提が変わると課題も変わることにいち早く気付き、本質的な課題を見つけることができたかが、評価につながったのではないかと感じます。

DeNAとは別の企業で新規事業立ち上げの業務に携わっている身なので、ソリューションが先行しないように、顧客セグメントとなるターゲットユーザがどんな課題を抱えているかが重要であることを知っていたものの、実際この議論ができたのが2日目の朝でした。メンターさんからはもっと早いタイミングで議論できていれば良かったとフィードバックをもらいました。

ちなみにですが、チームに関してですが、1チームは4人で、それが5チームあります。クライアントサイドはiOS, Android, Webと3種類あり、自分たちのチームはWebアプリ開発のチームでした。

当日までの活動

キックオフの中で、当日までに各自でチームビルディングをしてくださいと言われたので、とりあえず次の日にミーティングしませんかとSlackで問いかけて、キックオフから1週間後にミーティングをする予定を立てました。こんな感じで、他のチームより早く動けていたようです。

自分たちのチームはインターンが始まる1週間前からほぼ毎日準備をしており、事前に閲覧できるようになっていた課題のアプリを解析し、バグの洗い出しを行っていました。また、優先順位や担当者も決め、当日何をやるかを明確化しておきました。事前に議論できていたことが、当日スムーズにコミュニケーションできたことに繋がったと思います。

当日の雰囲気

最初は初めてコードや環境を見ることもあって、想定していないことの対応など慌ててしまった部分もありましたが、1日目の午後には安定して開発できていたかなと思います。1日目は開発が楽しくてほぼ徹夜状態でしたが、メンターさんも明け方になるくらいまで付き合って下さいました。本当にありがとうございます。2日目の朝には、上で述べたように、課題を改めて整理し、チーム独自の機能を追加することができました。

結果

残念ながら優勝はできませんでしたが、後から聞いた話によると、優勝したチームと自分たちのチームが優勝候補に挙がり、2チームで30分迷ったとのことでした。他のチームもかなりレベルが高い中で、良い結果が少し残せたのは良かったです!

ふりかえり

インターン中は2S2B(ツーストライク・ツーボール)というフレームワークでふりかえりを行いました。

【参考】キャッチボール感覚で客観的なコメントをもらうチームの振り返り(研修振り返りレポート)

少し技術的に自信がなかったこともあって、自分が持っているスキルセットでチームに貢献できることは何かと考えた時に、出てきたのがチームビルディングでした。なので、議論の時にファシリテートをしたり、テキスト化して共有することをしていました。1日目で、もっと自信を持ってはっきり言ったほうがいいと指摘してもらい、2日目ではより議論を本質的な方向へ誘導するようにしました。また、インターン参加するまでRedisを使用経験がなく不安でしたが、自信をもってチャレンジすることができました。下に実際に2S2Bで書いてもらった意見を載せておきます。

1日目

チーム振り返り_D 4

2日目

チーム振り返り_D 8


また、メンターさんにもフィードバックを頂きました。ストライクとボール形式でまとめてみました。

S
・わからないことをわからないと言える
・根性がある(深夜まで開発していたことに関して)
・まとめる能力がある
・責任感がある

B
・技術力がもっとほしい
・マネジメント力がもっとほしい
・新規事業とかに携わっているのを生かして、課題のコアバリューをもっと早くに見つけて欲しかった

客観的に自分を見ることができ、どんなエンジニアになりたいかを改めて考えることのできる機会になりました。これをきっかけに以下のような目標を立てました。

・チームの心理的安全性を保つだけではなく、もっと踏み込んでマネジメントしていけるようになる
・マネジメントをしてタスクを任せられるようにする
・技術面では足りない部分も多いので、能動的に経験を積めるように行動していく

まとめ

軽くと言って長くなりましたが、それほど濃い内容でした!2日とは思えないほど成長に繋がりました。チームメンバー, メンターさん, 課題開発・運営・進行してくださったDeNAの皆様、本当にありがとうございました。

その後:"飲食業界にDXを起こすプロダクト"の開発チームの未来を完全に任された話

カバー画像 by Vecteezy

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