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【キャリア】転職を考えている人に知っておいて欲しいこと。

私はこれまで2回の転職を経験してきました。
どちらの転職でも「本当にこの転職してもいいのか」不安になり、
ネット記事をあさるように見た経験があります。

良い転職にするためにすべきことを、
今回の記事にまとめたいと思います。


1.本当に必要な転職か考える。

転職しようと考えている人にまず考えて欲しいのは、
「あなたが望んでいる仕事は、転職しないと適えられないのか」
ということです。

「もやは終身雇用は守れない」そう言われる時代になりました。
そのため以前より、転職のハードルが下がってきています。

そんな時代だからこそ、
今の職場で働く価値もしっかり考えてみてください。

同僚や取引先に、一緒に仕事をしたいと思える人はいませんか。
仕事を任せられるようになったら、あなたはどんなことがしたいですか。

仕事を続けていると、後輩が入り、管理職が入れ替わります。
将来あなた自身が会社を変えられる立場になるかもしれない
ということは知っておいてください。

2.転職前に自己分析する

もし転職を具体的に考え始めたのならば、
仕事を探す前に必ず「自己分析」をしておきましょう。

自己分析の方法として以下のようなものがあります。

〇「自分史(年表)」を作る

幼少期、学生時代、社会人。
よく記憶に残っている時期からで構いません。
印象的な出来事を時系列に紙に書き出し、
その時どんな気持ちだったか考えてみてください。

○○と出会ったことで、高校時代は楽しい時間を過ごすことができた。
大学受験に失敗してつらい日が続いたが、○○して少しずつ持ち直した。
社会人になり、ある顧客から注文をもらうと次々と実績がついた。

「自分史」を作り、過去の自分の振り返ることで、
自分がどんなときに喜びを感じるのか、
またどんなときに不快に思うのかを知る手掛かりになります。
自分が大切にする価値観が見えてきます。

〇「価値・志向性」を知る

転職を具体的に考える前に、あなたが会社に求めることや、
あなたに向いている仕事(得意な作業)を見つけましょう。

具体的には、
・転職して適えたいこと
・前職で経験したことや出来るようになったこと
・自分が得意なこと、守りたい自分の価値観 etc.

これらを思い浮かぶだけ紙に書き出してください。
そして「なぜ」そう思うのか、出来事や理由を考え、深堀りしてください。

「なぜ」と深掘りすることで、あなたが今の会社を辞めたい理由
転職して手に入れたい環境が見えてきます。

3.不安を残して転職を決めていないか。

就職活動が順調に進み、企業から内定をもらえた。
すると企業は「1カ月以内に内定を受けるかどうか回答してください」
と入社を迫ってくるかもしれません。

でも、まだ転職に踏み切れない。
そんなとき、私は転職先の職場見学をお勧めしています。
これにより、求人票から読み取ったイメージ通りの職場か、
職員がやりがい持って働いているか、肌感覚で知ることが出来ます。

「職場見学をお願いしたら会社に迷惑に思われそう」と思うかもしれません。しかし、それで内定を取り消されることはそうありません。
もし見学を断られるようなら、この会社には職場を見せたくない理由があるのではないかと、考えた方がいいと思います。

4.転職が上手くいかなかったときのことを考える

どんなに転職の準備をしても上手くいかないこともあります。
特に前職の在職期間の長い人は、仕事の進め方にギャップを感じ、
「転職を失敗した」と考えやすいです。

キャリアアップのつもりで転職したのに、
もしかすると職務経歴に穴が開いてしまうかもしれません。

もし転職先の仕事があわず、早期の退職になったら、
その後のキャリア生活費をどうするか。
転職する前に、十分計画を練っておきましょう。


ー最後にー

「新卒で入社した会社は最低3年働こう」
これは会社はなるべく即戦力を求め、「営業経験を3年以上ある人」と職務経歴で絞るため、応募しても書類選考に通らない可能性があるからです。

だから職務経歴も大事。今の会社でまだ学べることがあるのなら、もう少し頑張ってみてもいいと思います。

でも、良い人材かどうかは職務経歴だけでは分かりません。
転職して何がしたいのか、どんなことが得意なのか、
このように自分のことをよく理解している人が、
「自分の力が発揮できる場所」と思い入社した会社ならば、
どれだけの成長が見込めるでしょうか。

転職によって失うもの、失敗するリスクは必ずあります。
それでも転職して得たいものがあるのなら、ぜひ行動に移してください。
少なくとも私は、そんなあなたを応援しています。

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