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感想の重要性

本の感想は書いた方が良い

 皆様も子供の頃はなにかと作文を書かされたのでは?
 夏休みの宿題の読書感想文に始まり、運動会をやれば、運動会の思い出。遠足の感想。観劇があればその感想文だとか。たいした事のないイベントでも、すぐ作文用紙が配られて……私の学校だけかね?少なくとも私の通っていた小学校はそうだ。

必要だから書かされる

 子供の頃は嫌々でしたけど、大人になった今。あの教育って大事だったなあと思います。
 冷静に考えて下さい。日本語って世界的に見てかなり難しい言語です。
 小学生6年間と中学生3年間の計9年間真面目に勉強しないと、書けないし喋れない言語なわけですよ。母国語なのにそこに住む当人達の習得にここまで時間がかかる言語は世界的に見ても稀だと思う。




じゃあ感想は?

 それではメイントピック
 本を読んだら、作者に感想を伝えると良い事がいっぱい。という事だ。
 私達は人間だ。一人では生きられない。一人が好きであっても、他者との関わりを絶つ事は出来ないし、他者在っての私であり、社会である。
 つまり、孤独に作品を書き続ける人なんて殆どいない。読者の意見で話を変えるまではいかなくとも、読者の反応が見たいと考えている。これって小説に限らず、漫画でも絵でも音楽でも同じだ。
 読んでもらいたいから、表に出すんだ。どうして読んで貰いたい?それは、知ってもらいたい。反応を貰いたい。当然でしょう。そうじゃなかったら、ヘンリー・ダーガー氏の様に、一生部屋から出さなければ良い。(彼の場合は彼の意思とは関係なく、表に出されてしまったが。。。)



読者→作家

 もし貴方が、一切文章を書かない。読むだけの人間だとしましょう。
 画像と一緒にタグ付けて、「面白かった」それで良いのです。書いた側は、反応がないと常に、面白くなかったかな?と気にしています。ネガティヴな方だと、「お金無駄遣いさせちゃったかな……」とまで思います。
 面白かった以外に、具体的な熱量がある人は、ハッキリ書こう。何ページ目のここのセリフ超痺れたとか、思う限りの熱を書き散らして、リプなりメールなり何でもやってみれば良い。そうすると、その後どうなるか知ってるか?

 新 刊 が 出 る ぞ 。



 これはガチ。
 君の熱一つで作家とは、新刊を引っ提げて戻って来る。そういうモンだ。



作家→作家

 ではこの感想を、同じ字書きの人が字書きの方に送る場合。
 特にルールはありません。失礼な侮辱内容でなければ、「面白かった。」という一言でも良いのです。面白過ぎて、IQ爆下げでも問題ないです。反応を見せることが大切です。
 ですが、熱のあるしっかりとした感想文を送った場合。

 

君 が 成 長 す る 。


 これもガチ。
 文章に限らず、全てに関してそうだけど、人間の脳はインプットだけでは限界があります。アウトプットがあって、やっとモノになります。
 誰かの文章を読んで、どう感じたか?これを文章化する。普通に成長しますよ。


文章が下手な人は小説を書いてはいけないのか?

 それはない。というかルールなんてない。
 ただ、上手いに越した事ないでしょう。表現の幅も広がる。
 成長する為にも、アウトプットは必要だし、感想を伝える事で、新刊の可能性もぐっと上がる。良い事しかないよ。マジで。



一人の趣味字書きとして、最後に言いたい事

 ほんとに、書き手さんに反応は伝えてあげてください。
 創作の最大の敵は虚無なんですよ。プロアマ関係無しに。
 誰かに届いている。これだけで、大体の人は筆が動きます。

 大手出版社の作家さんに突然連絡はマナーだったり色々あるので、突然の連絡はお勧めしませんが(ってか多分出版社を通さないといけない)どこかに感想やレビューを書くコミュニティや出版側がファンレターの送付先など用意している筈なので、そこに送るなり、SNSで騒ぐなり。

 出版社を介していない、同人作家さんには代理人が存在しないので、ご本人が提示しているメールアドレスなり、SNSのDMなり、SNSで騒ぐなり。即売会で会った時に直接伝えるなり。もう伝わるなら何でも良いですよ。何でも嬉しいって。褒めてくれたら新作書くよ!多分。
 あっ、勿論SNS上でのネタバレはNGだから、その辺はよく考えて書くように!!

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