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MMT(現代貨幣理論)と政府の思惑3

【政府がインフレ政策によって政府の借金をチャラにすることを画策している?!】

今の経済はデフレだ。

物の価値がどんどん下り、企業の利益は下がり、結果的に消費も落ち込む。

政府は以前からインフレ対策を計画していた。

何故なら、デフレでは消費が冷え込むからだ。

しかし、思うようにインフレ対策が出来ずにいた。

そんな時、このコロナ騒動が勃発!インフレ対策に踏み込めるチャンスが訪れたのだ!

インフレ政策が進めば、政府の借金も、企業の借金も、個人の借金も目減りする。

そう!インフレが進んでも借金の額は変わらないわけだ。

お金の価値が下がっても借金1000万円は1000万円!

もう少し具体的に説明すると、例えばインフレにより1万円が実質5000円の価値しかなくなったとする。

極論を言うと1000万円の借金返済には5000円×1000=500万の返済で済むということになるわけだ。

このようにインフレが進めば1000万の借金は実質目減りするわけ!

つまり、政府の1000兆円ともいわれる借金も目減りするというシナリオだ。

ここからも重要だからもう少しお付き合いを!

その反対に!
今お金を沢山もっている資産家にとっては大問題!

銀行に10億円持っている資産家さんがいるとする。

しかし、インフレが起これば、前述したように、お金の価値が目減りする。

10億円の預金が10億円の価値ではなくなる。

もしかしたら実質価値が9億円になるかもしれない危険性が出てくる。

つまり、国がインフレを進める理由はここにあると私は踏んでいる!

今、世界中で消費が減少していて、消費を上げるためにはお金持ちにお金を使ってもらわなくてはならない!

何故なら、貧しい人は使うお金がないから。

ターゲットはお金持ちというわけだ。

銀行に10億円を預けていては価値が目減りすることを察知した富裕層は焦りだす。

ゴールドを買ったり、土地を買ったり、株式を買ったりと資産のリスク分散を行うためにお金を動かし始める。

政府はインフレを進めることにより、『政府の借金を減らす+経済消費を促す』というダブル効果が見込めるわけだ。

そして、2024年には渋沢栄一の新1万円札が刷新される。

ということは今ある隠し財産は2025年以降、只の紙切れになる?!かもしれない。

インフレは隠し財産の炙り出しにも一役かいそうだ。

信じるか信じないかはあなた次第!

こんな考え方もあること!を理解して貰えれば幸いだ。



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