報徳流地方創生塾 小田原編

小田原が生んだ偉人「二宮尊徳翁」の報徳思想と仕法を元に小田原のこれからを考えることを目…

報徳流地方創生塾 小田原編

小田原が生んだ偉人「二宮尊徳翁」の報徳思想と仕法を元に小田原のこれからを考えることを目的としています。

最近の記事

公民連携で小田原の未来を創ろう![道路利活用編]

2020年6月。小田原では5/17に選挙が終わり、いったん「街のこれから」についての議論が少なくなりましたが、報徳塾では今後も投稿を続けていきながら公民連携活動を推進し、引き続き小田原の街づくりの一助となるよう活動していきたいと思います。 今は、まずこのコロナを乗り切るために。これを中心テーマとします。 コロナに負けるな! ご承知の通り、コロナウィルスの猛威により私たちの暮らしは一変し、その影響により経済も大打撃を受けています。 感染防止に努めることは当然ですが、そろそろ

    • 公民連携で小田原の未来を創る!人・もの・お金を地域でまわせ!

      経済なき道徳は戯言であり、道徳なき経済は犯罪である。 小田原が生んだ偉人二宮尊徳翁の報徳思想にあるように、心豊かに暮らせる地域社会を構築するには「道徳と経済の両立」が必要です。間もなく財政赤字になる小田原においては、財政収支の悪化に合わせた新たな分度の引き直しが求められています。子育てや福祉も充実した心豊かに暮らせる町を本当に目指すなら、もっと踏み込んだ政策を行うことが必要です。収入を増やすか?黒字を維持できるまでの支出削減を行うか?これまで以上の真剣な検討が必要です。 縮

      • 小田原の現状を知る(公共施設)

        これからの小田原の街づくりを考える時、まず必要なのはきちんとした現状把握です。これは二宮尊徳翁がかつて江戸時代にどんな課題を克服するにも行った報徳仕法の最初の作業です。 ここでは主に小田原市の公共施設をみながら、これからの小田原を考えます。★今日もちょっと長いですがお付き合いください。 およそ195もある公共施設を今後どう維持するか?人口減少に起因する税収入の落ち込みと、反面増え続ける扶助費(子育て・教育・福祉・社会保障)により、小田原市の財政が2022年(令和4年 )あた

        • 寄稿:小田原への移住・起業の話(後編 起業)

          旧三福不動産の山居と申します。小田原での移住者・起業者を増やしたり、空き家・空き店舗を有効活用したりすることが、この地域における社会課題の一つだと認識しており、それを公共事業としてでなく、民間の事業として経済を回しながら進めていこうと起業しました。現在会社は6期目になります。 小田原への移住・起業の事例を前後編に分けて報徳流地方創生塾に寄稿させていただきます。今回は後編になります。 小田原は起業に向いている話 もちろん事業計画にはよりますが小田原はビジネスに向いているエリア

        公民連携で小田原の未来を創ろう![道路利活用編]

          寄稿:小田原への移住・起業の話(前編 移住)

          はじめまして。株式会社旧三福不動産の山居と申します。小田原での移住者・起業者を増やしたり、空き家・空き店舗を有効活用したりすることが、この地域における社会課題の一つだと認識しており、それを公共事業としてでなく、民間の事業として経済を回しながら進めていこうと起業しました。現在6期目になります。 小田原への移住・起業の事例を前後編に分けて報徳流地方創生塾に寄稿させていただきます。 社会増減の話 前回の記事にもありましたが、小田原市の人口は毎年(毎月)減っています。ただし昨年は

          寄稿:小田原への移住・起業の話(前編 移住)

          小田原の現状を知る(財政)

          これからの小田原の街づくりを考える時、まず必要なのはきちんとした現状把握です。これは二宮尊徳翁がかつて江戸時代にどんな課題を克服するにも行った報徳仕法の最初の作業です。 ここでは主に小田原市の財政状況をみながら、これからの小田原を考えます。 厳しい未来の財政予測 あと2年、2022年(令和4年 H34)なると小田原の財政は赤字になり、毎年その赤字額は年々増えていくと予測されています。このグラフはちょうど平成29年南足柄市との合併構想時に使用されていたものから抜粋したものです

          小田原の現状を知る(財政)

          小田原の現状を知る (人口減少)

          これからの小田原の街づくりを考える時、まず必要なのはきちんとした現状把握からの課題抽出です。これは小田原の生んだ偉人、二宮尊徳翁がかつていかなる課題を克服するにも行った報徳仕法の最初の作業です。ですので私たち報徳塾では常にこの作業を大切にしています。 ここでは主に人口をみながら小田原の現状を把握したいと思います。 人口減少が続く小田原 189,651人(81,810世帯) 小田原市の人口は1999(平成11)年8月の200,695人をピークに、減少を続け、ついに人口は19万

          小田原の現状を知る (人口減少)

          報徳流地方創生塾 小田原特別編

          当初3/12に開催予定であったセミナー。その後4/13へ延期し開催を目指しておりましたが、新型コロナウィルルスの感染拡大により中止となりました。そこで、今回よりこのnoteを使いながら本来であればテーマにする予定だった内容を中心に何回かに分けながら投稿をすることにしました。当日お話を聞く予定であった加藤憲一さんや、守屋輝彦さんにも、この議論に参加してもらえたらいいなと思っています。 *報徳塾講師である木下斉さんはポイントで参加いただく予定です。 *また今はコロナ対策が急務であ

          報徳流地方創生塾 小田原特別編

          小田原の飲食店と市民をサポートするアイデアを考えよう。コロナに負けるな!

          本日4月10日、小田原市から市独自の「新型コロナウイルス感染症緊急対策基金」創設が発表されました。現時点では詳細はわかりませんが3つの柱のひとつには「事業者などを支援する補助制度」につきましては、2億円の予算を措置し、苦境に立たされている地域の事業者を支えるため、経済団体などと連携しながら、幅広く支援策の知恵を絞り、準備が整い次第、実施に移してまいりたい」とあります。 小田原市長メッセージ(令和2年4月10日) http://www.city.odawara.kanagaw

          小田原の飲食店と市民をサポートするアイデアを考えよう。コロナに負けるな!