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学生生活が終わる

学生生活が終わろうとしている。バイトもあと数回行けば終わりだし、今住んでいる寮も退去する。バイバイだな~みんな。
この時期は旅行に行ったりと、何かしらの思い出作りをするのが良いのだろうと大人たちの意見を聞いて感じていた。でも受験に失敗した後も支え続けてくれた人たちの存在や、ワールドカップでの選手たちの勇姿に後押しされるように、ITパスポートと日商簿記2級の取得を目標にして3か月ほど過ごしてきた。もちろん旅行も行ったし、人生初のスノボもしたし、ドラマやサッカー観戦もしたけど、あくまでここ3か月の生活の軸は「資格勉強」だった。家では集中できないのは自分自身が一番わかっていたので、大学図書館やマックやファミレスなどにお腹があまり空いていなくても勉強をしに行った。あまりにも行き過ぎて、マック周辺のあのポテトのにおいを嗅ぐだけで勉強のことを思い出す。脳みそに「マック=自習室」だと刷り込まれている。そのくらいやった甲斐あってか、結果として両方とも受かることができた。そして本来の目標であった基本情報の勉強も始めたところである。
先ほど、支えてくれた人の存在やワールドカップの影響があったと言ったが、大学受験時に経験した「勉強をしてこなかったことで襲い掛かってくる現実の恐ろしさ」というものがずっと記憶にこびりついているのも大きな影響なのかと思う。大学受験は勉強を怠ったことであまりにも理想とはかけ離れた結果となり、そこから勉強をしないと痛い目に遭うことを痛感した。別に言っていることは当たり前なのだが、当時の自分は本当に人生を舐めていた。「こういう風になりたい」よりも「こういう風になりたくない」という一種の危機感のようなものが自分のエネルギーとなるのだと実感した。多分この3か月間頑張れなかったら、転職活動でも仕事を遂行する上でも何かしらの形で将来後悔することになっていたのだろう。そういう危機感が常に付きまとっていた。では今はもう安堵しているのかと言われるとそうでもない。もちろん合格したことで少し肩の荷が下りたのは間違いないが、勉強はこれからも続いていく。「もう大学受験の頃のような思いはしたくない」「将来苦労しまくってお先真っ暗なオワコン人生を歩みたくない」という危機感が自分自身をまた突き動かして、社会人になっていく。
支えてくれた人たち、ワールドカップ戦士たちへ。僕に勇気を与えてくれてありがとう。
辛酸を舐めた過去の自分、酒飲みながらフラフラしている「遊んでおけ」とアドバイスしてきた親と社会人をやってる同級生へ。「あなたのようにはなりたくない」と僕に思わせてくれる反面教師になってくれて、危機感を生み出してくれてありがとう。(生意気なこと言って申し訳ない)
まあこんなこと言っておきながら4月に野球観戦行くんですけど。楽しみ。

最後まで読んでいただきありがとうございます。


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