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【晩夏の松本・安曇野の旅1】三半規管ヘタレ女が行く!清純ヨレヨレ18きっぷ

乗り物酔い弱者なのに旅好きが止まらない「矛盾トラベラー」が、使い慣れてきた青春18きっぷひとり旅の中級編に挑む!


9月になってもつづく酷暑。
弾けそうな青空に映える大自然、そんなダイナミックな夏の風景が見たい。
でも、上高地や美ヶ原へ行くには、クネクネ山道をバスで30分以上?乗り物酔い確定コースなので断念!
ムリしないのは、ひとり旅の掟。
ならば
安曇野のんびりサイクリングをメインに信州へ行こう。

【1日目】

6:33 大阪 → 8:00 米原 
8:03 米原 → 8:37 大垣
8:40 大垣 → 9:25 名古屋
  

18きっぷ恒例の乗り継ぎまみれには、すっかり慣れた。むしろ乗り継ぎがあるほうが、酔わずに済んでいい。

9:46 名古屋 → 11:06 中津川

乗換えの待ち時間を利用して、中津川駅の外へ出てみた。

お目当ては、駅からすぐのところにある「五平餅の喜楽」
どうしても食べたかったんだ。

店に入った途端、香ばしい匂いが充満していてそそられる。
口も胃も受け入れ態勢万全。
もうアナタしか目に入らない。

焼きそば定食?なんと斬新な

焼きたてあつあつをかぶりつく。
期待を超えてきた。
クルミや落花生入りの甘辛い醤油だれが絶妙で手が止まらない。
店のおばちゃんは優しい。
なにより安い。
言うことなし。

 

12:00 中津川 → 13:24 奈良井

山深いなかをノンビリ進む列車に、おのずと旅情も高まってきた。
奈良井駅で途中下車した。昔の宿場町・奈良井宿へ寄ってみることに。

ノスタルジックな町並みは、青空もいいけどしっとり雪の季節が似合いそう。
実態は単なる観光客向けの商店街なので、誰かとわいわい食べ歩きが目的でない私は、時間を持て余してしまったが。

四方に山が迫り来る迫力。
包みこまれそうでなんだか怖いぐらい。

越後屋という店でソフトクリーム買ったら、
アリガトウすら無い不愛想さ。
越後屋、お主もワルよのぅ。

盆踊りの音がするなぁと思っていたら、ここか!
やぐらの周りに人が集まっている。地元ベテランメンバーによる「木曽おどり」だって。
いかにも夏らしくていいなあ。
平日の昼間だけどね。もう9月だけどね。

山と、町と、盆踊りと。
すべてがぴったりマッチした昭和的光景。

目の覚めるようなブルーの浴衣がいいね

通りから外れると、透き通った川がざぶざぶ言いながら豪快に流れていた。
ああ、夏休みの少年のように飛び込めたら!

15:57 奈良井 → 16:48 松本

塩途中下車含め、約10時間の道のりを経て、ようやく松本へ到着。
酔い止め薬を飲んでいるので、体調ばっちり。
松本駅には、大きなパックをかついだ登山客がひしめいていて、これから上高地や乗鞍、白馬連峰へ行くんだろなぁ、と思いを馳せる。
アルプスに近い町、いいなあ。

松本は都会。
都会は、日常だけでおなかいっぱい。
でも半端に時間が余っているので、松本城までのんびり歩いてみた。
小ぢんまりとして親近感のある城、タイプ♡

日も暮れてきた。
特に当てもなく、駅へとぼとぼ戻る。
夕飯は松本駅すぐの「からあげセンター」で長野名物・山賊焼き定食を注文。

竜田揚げとの違いは?

どーんと、バカデカい。
どれぐらいデカいかというと、大食漢の私が食べきれず残してしまう程に。

19:00 ホテルへ

駅直結のMIDORIみやげコーナーを物色するも、特に惹かれるものナシ。
そろそろ宿へ向かうかな。
松本駅から徒歩5分の「ホテルMマツモト」
安宿希望!でも共用ドミトリーはイヤ!
な私が見つけたのは、
カプセルベッド+小スペース+ロッカー付の個室風キャビン。
ただ、カーテンで仕切られているだけなので音漏れは必須。
倹約派の私には充分。

コンパクトだけど寝るだけだしね

ベッド幅も広め、天井も高め。
閉所恐怖症の私でもまったく問題なかった。
スマホ充電機を忘れて一瞬ギョッとしたけど、借りられてひと安心。

予定通りに松本に到着し、安心の一日が終わった。
明日は安曇野サイクリングをしたいな。
絶対にツルヤも行かなきゃ。

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