マガジンのカバー画像

ボランティア/福祉

178
ろうあ者との出会いから手話、要約筆記、点字そして盲ろう者ガイドヘルパーの経験談。 障がい児•者施設や高齢者施設勤務を通じて感じた事を綴っています。
運営しているクリエイター

#重度訪問介護

ボランティア活動豆知識

助け合い・支え合う社会を目指して 「ボランティア活動」等を通して知った事を紹介します、このサイトが最初の一歩を踏み出すきっかけとなれば嬉しいです。 ボランティアについて「ボランティア」の語源はラテン語の「ボランタール(自由意志)」、フランス語の「ボランテ(喜び、精神)」といわれています。 一般的な意味は「志願者、篤志者、奉仕者、自ら進んで社会事業などに参加する人」です。 - ボランティアの4原則とポイント - 1.自主性・自発性 他から強制されたり、義務としてではなく

訪問介護と重度訪問介護、訪問介護で辛い事もありますが

現在(2023年9月時点)就業している重度訪問介護の基礎知識として調べた事をまとめました。合わせて1年の経験で起きた辛い出来事も末に記載しました。 (高齢者)訪問介護の知識(老計第10条)訪問介護と重度訪問介護の違い重度訪問介護について重度訪問介護の算定方法重度訪問介護で辛いこともありますが重度障害者の介護経験はこれまで5年以上あって想像通りの毎日でした。これまで事業者立ち寄りで会話する事で課題をクリアしていましたがそれが無くなり約1年の重度訪問介護で辛い出来事もありました

新しい方の重度訪問の始まりと数十年前始まりを思い出して

私が重度障害者と関わったのは30年ほど前に「共に生きる」のスローガンにしたわっぱの会のメンバー入りしたのがきっかけでした。 研修など全くなく仕事帰りの車椅子の方を食事を済ませてから自宅に送り届けるミッションを受けました。 車椅子を自動車に乗せて固定するまではメンバーの方が手助けしてもらったように思いますが他は1人で行い、当時はそれが普通かと思っていました。 内容は全く覚えていませんが、その方とコミニケーションを取りながら車椅子が入れる飲食店で食事介助を知識無しで何とか済

思いが上手く伝わらないのは思いやりを忘れたから?!「異端の福祉」書籍紹介

長年連れ添った親子でもすれ違いが起きたりしますので、赤の他人にはは想いが伝わらずに裏目に出る事があっても当たり前ですが少し凹んだりします。 この投稿も勘違いを受けないように推敲に推敲を重ねましたが文字だけで想いを伝えるには難しくボツしようかとも思いました。しかし想いを伝えるために文章等で表現することが大切と公開しました。 裏目に出てのは慣れや面倒さから一連の事を機械的に処理することとで「最初にあった初めての方への思いやりの丁寧な説明を省いていた」ことが要因に感じています。

映画「Dr.コトー診療所」を観て重度訪問介護で想う事

月額無料のミッドランドシネマ会員特典のバースデー価格1000円で映画を観ました。 上映映画一覧で「Dr.コト-診療所」に興味を持ちタネバレサイトで結末を知りました。エンディングが分かると熱量が下がりましたが気になって映画館に行きました。 あらすじと結末を知りつつもドラマに引き込まれて「圧倒的な数の怪我人を相手に満身創痍のコトー医師が全員を救う」場面が涙を誘いました。 私は医師ではありませんが志しある重度訪問介護の会社に勤める一ヘルパーとして胸が熱くなりました。 202

重度訪問介護を再始動に当たって過去の思い出と新たな人に不安もあるけど

重度障害者介護から離れた時私が25歳の時に18歳の障害を持った女性と授産施設で出会いました。そこを退職して約25年後に再び出会いましたが私の顔を覚えていました。 最初に出会った時とは違ってベット生活でした。その後に症状が進んで気管切開が必要と言われて時に他界しました。 当初は女性なので気管切開によるカニューレイの装着を嫌がってからかと思っていました、ふと実はヘルパーに負担を掛けたく無かった?!と感じました。 障害が進めば親しいヘルパーさんの負担が増えるのが嫌だった。確か

重度訪問介護従業者養成研修 統合課程受講(3日目スクール)

3日目は利用者さん宅の予定が諸事情で2回キャンセルになってスクールでの受講になりました。 学んだことをご紹介します。 14:00-15:20 【障害と難病のちがい】 難病は医療との関わりが強い 障害-固定化されたもの→出来ない事は増えるくる 老化、二次障害 難病-進行性(速度は様々) ヘルパーさんが見極める必要性は無いと思う 利用者さんの心と生活に寄り添う事を最優先 【ホームケア土屋で呼び方が違う訳(PR)】 利用者=クライアント、ヘルパー=アテンダント 理由は

介護と言えば圧倒的に「高齢者」のイメージが強いけど「障害」介護もあります^_^

障害者介護との関わり私が介護業界で最初に関わってのが(重度)障害者介護でした。発達障害や精神障害の方への関わりには基本ルールがあるけど「ゆったりと落ち着いて話し掛かる、決して焦らせさせない」も1つに思います。 拘りの動作もあるので、決して焦らずに動作が終わるまで見守るのが原則です。夜間は2.3人を見る場合も在りますが日中は1対1対応ですので寄り添い見守る時間は充分あります。 高齢者介護との比較高齢者施設は決まった時間に少数のスタッフで多数の利用者さんの対応をしなければいけ

重度訪問介護に寄せる想い

私の弟は昨年2021年に他界しました。脳腫手術の結果遷延性意識障害(俗に言う植物人間)になり術前に延命を拒否していたのでその意思の尊重してこの世を去りました。 この状況で新規に受け入れる介護施設が見つからなかったので病院を3ヶ月毎に転々とするかが話し合われました。介護が必要でありながらそれを受け入れるところが無い事が引っかかっていました。 重度訪問介護の研修課程で当事者である脳性麻痺の方や筋ジストロフィーを患っている方のお話しを聞いたり書籍も読みました。 コミュニケーシ