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Episode 221 異常者なんかじゃありません。

発達障害を持つ人が性的な問題を抱えるということはよく聞く話です。
でも、実際に目にする性的な記事は、SEX依存症に陥る女性の話や、逆に性的関心が薄いアセクシャル、そうかと思えば性犯罪を起こすような男性の話とか…そんなことばかり。
まるで発達障害者が「異常性愛者」と言わんばかりの取り扱いが多くて驚きます。

まぁ…「普通のSEX」がライターの記事になることなんて、「普通」に考えてありえないのですが、ゴシップ記事になる程度の「普通じゃないSEX」と、良く分かりもしない発達障害という名前だけを取り上げた記事が世に出回るから、おかしな偏見が生まれるのだろうなと思うのです。

私はASDという発達障害を持ち、でも…ASDとは全く関係なく結婚して子どもが3人いるオジサンです。
そして、結婚に至る経緯結婚後のパートナー子どもたちとの関係を振り返って、ASDという発達障害の特徴を色濃く感じる部分をお話ししてきました。

その中でも夫婦の性的な関係について…は、なかなか取り扱いにくい話でして、犯罪を犯すような飛び抜けた問題を犯すでもない「普通のASD」の男性が、どんな気持ちでいるのかとか、なかなか表に出ない話だと思うのです。
ただ…円滑で円満な夫婦でいるためには、愛と性は切り離せない問題で、愛だけとか性だけとかで何とななる話ではないのです。

真面目な「愛と性」の話をしようと思います。
私たち発達障害者は、異常者ではありませんから。

旧ブログ アーカイブ 2019/4/23

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