枯れ沢復活&ホタルを飛ばす会

未来の子どもたちに誇れるような自然と人間が共生している美しい森を創りたい!東京都八王子市の高尾山域にある恩方の森で、森を元気にし、枯れた沢に水を流し、ホタルが飛ぶ環境を蘇らせる活動してます。土中環境や生物多様性を考慮した杜造りを心がけてます。 あなたもこの活動に参加しませんか!

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未来の子どもたちに誇れるような自然と人間が共生している美しい森を創りたい!東京都八王子市の高尾山域にある恩方の森で、森を元気にし、枯れた沢に水を流し、ホタルが飛ぶ環境を蘇らせる活動してます。土中環境や生物多様性を考慮した杜造りを心がけてます。 あなたもこの活動に参加しませんか!

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はじめて「枯れ沢復活&ホタルを飛ばす会」のnoteを読む人へ

こんにちは。枯れ沢復活&ホタルを飛ばす会代表の三木繁治です。 富士山と並びミシュランの三つ星に選ばれた高尾山山域にある恩方の森で、自然の再生活動をしています。 このnoteを開設した目的は、実際に手足を動かした活動を記録することで、多くの人たちに現実を知ってもらい、私たちの想いに共感し、共に森を造る仲間を募ることです。 私たちの想い 未来の子どもたちに、自然とヒトが共生している美しい森を残したい。 そんな想いから、この会をつくり、2020年から活動を始めました。 時

    • 第64回イベントレポート『さみだれが 湧き出で薫る 沢の風 そよそよサラサラ 火垂る呼ぶ声』

      2023年5月24日、快晴。 総勢5人で沢の手入れに入りました。 〝文字少なめ写真多め、トッピングに蜻蛉乗せて大盛りで!〟活動の様子をレポート致します。 午前中は沢登りどうやら今朝の未明まで雨が続いてたんじゃないか?!、、、未だ斜面は緩んでいるから、午前中は沢を整えながら源頭部の様子を観に行き、午後から斜面に入ってトラバースの小道を完成させることにしてはどうか?、、、 雨上がりの沢の風情は、過去に何度も見ているのですが、今日の流れ方は、なんだか違う、、、。今までの、降雨

      • 第63回イベントレポート『そぼ降る雨の沢は、岩々が神々の如く美しかった』

        2023年5月13日、土曜日。 今週の天気予報は数日前から日を追う毎に下り坂になった上に、当日は本降りにもなりそうだった予想も見事に外れ、終日さしたる雨に会うこともなく沢筋の手入れを進めることが出来ました。 生き生きと濡れて輝く沢の情景写真をメインにして、活動の様子をレポート致します。 一日の作業の様子水の湧出し口が詰まっていそうな場所に手を入れながら沢を登りました。 雨の日だからこそ、そうした場所も見つけやすいし、手を入れれば即、湧き出して来るのが目に見えるんです。

        • しげちゃんの森林整備の成果報告会

          ホタルの会4年間の活動の成果報告会を行います。 オリンピックやワールドカップは4年ごとに開催されます。今回、私たちホタルの会も一つの区切りを迎えましたので、皆様に成果報告会を開催させていただきます。これまでたくさんの方々にご参加いただき、本当にありがとうございました。皆様からのご支援があってこその成果です。ほんの少しですが、お返しをさせてください。 午前中はいつものように造作を楽しみ、午後は代表の三木繁治さんことしげちゃんが、みんなで造作をした森を案内します。僕らが森に問

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          第62回イベントレポート『森を元気にするためには、インド医学の考え方が最適だと確信した』

          2023年4月16日、好天。 総勢12人で、森と沢の手入れに入りました。 今回は、午前・午後とも2つのグループに分かれて作業を実施しました。 ○ 午前 ・沢の手入れグループ2人 ・森の上からの斜面を沢に下るグループ10人 ○ 午後 ・沢の下流の手入れグループ8人 ・沢の上流の手入れグループ4人 それぞれ、事前に作業内容を説明して、どちらのグループを希望するかは参加者の方に選択していただきました。 また、前回に引き続き、第二回『春の花の写真コンテスト』と銘打った企画を

          第61回イベントレポート『桜は散り際が美しく、春の花々は命に満ち溢れちぅー』

          今回も参加者の方が、とっても素敵なレポートを書いて下さいましたので、全文ノーカットで載せさせていただきます。まるで、森の一日を疑似体験してるかのような、臨場感に溢れたイベントの様子を是非、お楽しみ下さい。 レポート (著:きょうちゃん)2023年4月5日 晴れ 日差しも柔らかく「ザ・春の陽気」。暑すぎず、寒くもない。絶好のお花見日和。 前回と同じ女子部メンバーだし、しげちゃんと4人だし。今日は、ゆっくりお花を愛でて、のんびり、森の春の風景を楽しみましょう!  ~~のはずだ

          2023年4月〜6月の活動予定のお知らせ

          『北浅川上流地区の森にホタルを飛ばそう!』プロジェクト、2023年4月〜6月のイベントの御案内です。 水も流れないような川に、自分たちで水を流し、ホタルを呼べたら、本当に素敵ではないでしょうか?! このプロジェクトでは、自然が本来持っている力を引き出すきっかけをつくり、人と自然が力を合わせながら沢を蘇らせていきます。 私たちが今まで学び、培ってきた環境改善のノウハウを実際に見て体験して貰うことで、きっと大きな気づきと学びに出会えることと思います。どの造作も、自然と対話し

          記念の第60回イベントレポート『舞うように動く』

          今回は参加者の方が、とっても素敵なレポートを書いて下さいましたので、全文ノーカットで載せさせていただきます。まるで、森の一日を疑似体験してるかのような、臨場感に溢れたイベントの様子を是非、お楽しみ下さい。 レポート (著:きょうちゃん)2023年3月17日。曇天。 今週14日火曜日には東京の桜の開花宣言も出され、続く一昨日、昨日と、20℃を超える暖かい日が続いていた。夕方からの雨予報はちゃんとチエックしたつもりだったが、日中の気温まで気が回らなかった。私ったら、防寒対策に

          第59回イベントレポート『流されて、乾き切った肌には内側へ愛を注ぐのだ!』

          2023年3月4日、快晴。 活動場所に向かう高尾駅北口バス停の近くでは、人知れずコブシの蕾が膨らみ始めていました。 春の暖かさが、身にも心にも沁みて来ます。 今日は総勢8名で沢の手入れに入り、前回の続きを進めました。 舞うように、動こう!トラバースの小道づくりには、唐鍬が重宝します。 昔の人は山に入る時、鍬を一本担いでったと聞きましたが、その理由も実際やってみると理屈抜きで納得しました。 先を急ぐなら、直角に段を切りながら足場をしっかりつくってから歩を進めるだけでも山

          第58回イベントレポート『〝違いがわかるオンナ〟を目指す森の女たち!』

          2023年2月17日、快晴。 初参加の方を含む総勢7人で、沢沿いの斜面に、土中環境を改善するためのトラバースの小道造作を進めました。 春の道づくり寒さは和らぎ、少し歩けば汗ばむほどの陽気。 森の入り口にある竹林を抜ければ、眼下の里山に広がる梅林を吹き抜けて来る春風が、梅の香りを乗せて私たちの頬を優しく撫でてゆきます。 えっ!、梅の香り?、、、、 この春最初の、一輪を見つけました。 なんだか、その梅の木が、香りで声をかけてくれたような、不思議な感じがしました。 樹々

          第57回イベントレポート『土中環境改善のための炭造り特別講座で作った炭を使って造作してみた』

          2023年2月4日、立春。 朝8時、最寄りの高尾駅前のバス乗り場は、高尾山や陣場山を目指す登山客の人々で溢れ返っていました。 今日の参加者は総勢6人。私以外の全員が、山の手入れは初めての経験です。 早速、沢に入りました。 炭の持つ波動エネルギーを利用するまずは基本中の基本、足掛かりの造作からスタートです。 階段づくりにもチャレンジしました。 より安定させるために木杭を打ちます。 焼き杭が望ましいですが、杭は打つだけでも土中環境改善に効果があります。人体に鍼を打つ

          第56回イベントレポート『土中環境改善のための炭造り特別講座』

          2023年1月20日。今回は参加者の方が、とっても素敵なレポートを書いて下さいましたので、全文ノーカットで載せさせていただきます。まるで、森の一日を疑似体験してるかのような、臨場感に溢れたイベントの様子を是非、お楽しみ下さい。 レポート (著:きょうちゃん)2023年1月20日 大寒。 昨年の夏は猛暑だったせいか、冬は例年と比べひどく寒い(と私は感じる)。今日は1年で一番寒い大寒。が、先週よりも来週よりも気温が上がって、このところでは一番暖かい日になると天気予報は言ってい

          第55回イベントレポート『出すって気持ちイィ〜ッ!〜続編』

          2023兎年1月9日、無風快晴。 前回に引き続いて、次回の炭づくりの材料調達を兼ね、沢の上流をお手入れしました。 今日は総勢10人、谷の奥深い所の、沢に落ちているスギの枝などを手分けして集め、麓の広い場所まで引きずり出してくる計画です。 今回のテーマも〝出す〟。 なるべく余計な説明ヌキに、活動の様子は写真をメインに報告したいと思います。 まずは、出すために只管に登るかなり上流まで登り詰めました。 ここまで長らく乾いた沢筋が続いておりましたが、 谷神不死、、、谷神(こ

          2023年1月〜3月の活動予定のお知らせ

          『北浅川上流地区の森にホタルを飛ばそう!』プロジェクト、年明け1月〜3月のイベントの御案内です。 水も流れないような川に、自分たちで水を流し、ホタルを呼べたら、本当に素敵ではないでしょうか?! このプロジェクトでは、自然が本来持っている力を引き出すきっかけをつくり、人と自然が力を合わせながら沢を蘇らせていきます。 私たちが今まで学び、培ってきた環境改善のノウハウを実際に見て体験して貰うことで、きっと大きな気づきと学びに出会えることと思います。どの造作も、自然と対話しなが

          第54回イベントレポート『一年に感謝。出すって気持ちイィ〜ッ!』

          2022年12月21日、アンリー・ファーブル200歳の誕生日、晴れ。 ナンテンの実が真っ赤に色づき、冬本番の寒さが到来し始める中、総勢6人の方々が集まってくれました。 森の入り口で、鮮やかに色づいたナンテンの実を見上げた目線の先に、ひっそりと成り下がってる黒っぽい実を発見、、。 ムカゴです。 ヤマイモは掘るのがとっても大変ですが、プランターで育てれば手軽に収穫できるのだよと、先日ホタルの会の会員の方が教えてくれました。 ムカゴからだと8年かかると言う人もいるそうですが、

          枯れ沢が復活しているか定点観測するために写真を撮る<その2>2022年12月21日

          今回は2回目の定点観測。2022年12月の乾季の調査です。前回の調査は、同年6月の雨季に行いました。実際の沢の状態を写真で記録に残します。同時に沢を観察した考察も書いておきます。 結論から言うと、ほとんど沢の水は枯れていました。 水があったところは、上記図の濃い青の部分です。薄い水色は沢筋です。観察をすると谷部の地形的に水が集まりやすい所と、以前から水が湧き出ていたところに水が少しだけありました。 乾季がはじまったばかりですので、1月2月と季節が進むと完全に枯れる可能性