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【Hotaる】に込めた思い

「Hotaる」は、見えにくい生きづらさを抱える若者に、同じように生きづらさを抱えてきた同世代のピアリリーバーが、SNSを通してアウトリーチ・伴走支援を行う団体です。

ピアリリーバーとは、SNSアウトリーチを行う若者の呼び名です。また、ピアリリーバーが関わる若者のことをHotaるmateと呼んでいます。
今回は、これらの名前に込めた意味をご紹介します。

まずは、Hotaるから。
SNSには生きづらさや孤独感を抱えた若者たちがたくさんいます。そんな彼ら彼女らに手を伸ばすSNSアウトリーチは、繊細で、暖かいものであるべきだと考えています。
SNSは「ただそばにいること」が難しい媒体です。
しかしそんな中でも、「ほっと(Hot)」できる、ただ「ある(aる)」場所になりたい。
お先真っ暗だと思うくらいつらい時でも、SNSアウトリーチという活動が、蛍のように、暗闇の中の小さな灯火になるように。
そしてなにより、あなた自身が光を放つ主体であると伝えたい。
そんな思いを込めています。

なんで「る」だけ平仮名かというと、「動詞みたいに見えるから」。一緒に名前を考えてくれたピアリリーバーの遊び心です。笑
「ちょっとHotaる」、みたいな感じで、ピアリリーバーにとっても気軽に休まる場所にしていけたらと思っています。

次に、ピアリリーバーについて。
ピア(Peer)…当事者性
リリーブ(Rilieve)…やわらげる、楽にする、救い出す、脱却させる、除いて楽にしてやる、除去する、解放する
ピア+リリーブする人、という意味の造語です。
Hotaるmate(活動の対象)にとっても、自分自身に対しても、「自己否定的な気持ちを取り除き、安心感を与える人」でいてほしいという思いを込めています。

最後に、Hotaるmateについて。
Hotaるmateは、いわば活動の対象なわけですが、主役でもあります。
ピアリリーバーと対等な仲間であることを表現したく、「仲間」という意味を持つ「mate」を選びました。
また、イギリスでは「mate!」と呼びかけるときにも使うそうで、フランクな感じがいいなと思いこの名前にしました。

ここまで、今回はそれぞれの名前に込めた思いをお伝えしました。
Hotaるという場所が、関わる全ての人にとって、暖かく心地いい存在になれるよう、頑張ります。


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