信州松本夜景:みどり町界隈
女鳥羽川沿いにあるナワテ通り。
その通りを少し上流に向かって歩くと老舗蕎麦屋の「弁天」がある。
その手前を左に入った道がみどり町の通り。
通りは北に向かって続いている。
この通りを少しばかり歩いた右側にあったのがこちらも老舗の蕎麦店「こばやし」
松本で初めて入った蕎麦屋だ。
おそらく1980年代後半に松本訪問の際に立ち寄ったと思う。
蕎麦の印象は、だいぶ記憶も薄れたが、横浜あたりの蕎麦屋とは違い、こっちの方がうまいと感じたのは確かだ。
この店に茶っきり娘のような恰好をしたおばちゃんがいた。
何度か来店したので、多少顔を覚えてもらったのか、時々話をするようになった。
何を話したかはほとんど記憶にないが、なぜか、大町(長野県大町市)のこばやしは親戚筋だよという話だけは覚えている。
まあ、そんなことはどうでもよいのだが、とにかく初めて松本で入った蕎麦店であり、初めて信州そばを食べた店でもある私にとっては記念すべき店だった。
数年前に火災に遭い、今は四柱神社境内で新たに営業している。
この通りには、牛乳パンで有名な小松パン店がある。
クリームのボリュームがありすぎる牛乳パン。
あれを食べたら、他の牛乳パンは食べる気がしない。
と、思っている私(笑)
このあたりは、多くの飲食店や映画館のあった界隈。
休日となれば松本市民や周辺の町村から多くの人が訪れた場所であろう。