見出し画像

たった一杯の紅茶でも、深い。

紅茶が好きだ。
好き、なんてもんじゃないくらい、大好きだ。

紅茶を飲むことに限らず、紅茶を使ったお菓子や食べ物など、好む傾向にある。

以前、こんなエッセイを書いた。

このエッセイの中でも出てくるけれど
私は20代後半くらいまでコーヒーが飲めなかった。

両親、特に母はとにかくコーヒーが大好きだった。

ようやく珈琲の味がわかるようになり、
コーヒーをブラックでも飲めるようになったけれど。

ほっとしたいとき、ふとした時に飲みたいのはどちらかと言えば紅茶だ。

ここまで紅茶が好きになったのは
イギリス留学時の経験がやはり大きい。

滞在先はイギリス人家庭でそこから学校に通う生活だった。

家にいる時間だけでも、4~5杯(回)は家族そろって紅茶を飲む。

そして学校でも休み時間に、紅茶を飲む。

学校が終わってから、友だちとカフェへ行っても。

最低でも毎日8~10杯は紅茶を飲んでいた。

イギリスにいた時の紅茶時間は
日本の喫茶店やティールームのようにおしゃれな形ばかりではなく、
どちらかと言えば、昔、ばあちゃんやじいちゃんと一緒に飲んでいた お茶(日本茶)の感覚に近い。

実家では紅茶を飲むときは私と母だけだったので
(父と妹はあまり飲まなかった)
ちょっとした特別感があった。

「紅茶を淹れて、飲む」

その時間は、ほんの少しの時間でも私はとても好きだった。

それが茶葉でなくティーバッグで淹れたものでも。

さて、ここからは今日の一曲 です。

「カップ一杯の紅茶」にちなんだ2曲を選んでみました。

画像1

Steavie Hoang |スティーブ・ホアン / Cup Of Tea

スティービー・ホアンは1985年6月9日生まれ。
イギリス・バーミンガム出身のR&Bシンガー・ソングライター/プロデューサー。
中国系ヴェトナム人の両親のもと、ロンドンで育ちました。

大学時代に音楽テクノロジーを専攻したのち、インディレーベルと契約。
音楽プロデューサーの地位を確立する一方、2007年に1stアルバム『ディス・イズ・ミー』を発表。
メロウなR&Bサウンドをバックに艶やかな美声を響かせて、多くのファンを獲得しました。
2010年にメジャーへ進出。以来、特に日英で人気を博し、“美メロ系R&Bシンガー”として名を馳せる。2017年には7作目となる『アンディスカヴァード』をリリース。

画像2

実は彼についてはほとんど知らない状態で
曲を聞きました。いくつか好きな曲あったのですが、今日はこのちょっと切ない曲を。

☆一部歌詞、和訳☆

I get up early on a Sunday
日曜日は早起きするんだ

Make my breakfast just the same way
いつもと同じように朝食を作ってね

But I know to grab a cup, instead of two
でも、手にするカップは1つ、2つじゃないんだ

Even though the nights feel longer
徹夜したような感覚、とても長く感じるよ

Each day, I get a little stronger
日ごとに、僕は強くなってる

I can find the things to do to fill my day
僕は見つけたんだ、どうしたら僕の長い1日を埋められるのかって

And I know that life goes on without you
そして、僕は知ってるよ 君なしじゃ僕は生きられない

And I know I'll never feel the same
もう1つ知ってるよ、同じように思えないってことも

'Cause even through there's no more tears left to cry
だってもう泣くだけ泣いたから 涙なんて残ってやしない

There's little things still missing in my life
すこしだけ、未練は残っているけどね

One thing I wish still I could do
たった1つ、できたらいいのになって
思うこと

Is a make a  cup of tea for you
一杯だけでいい、君に紅茶をいれてあげたい

Spotify

Apple Music

次の曲は、以前記事にしたこともある


Kacey Musgravesの曲です。

Kacey Musgraves | ケイシー・マスグレイヴス / Cup Of Tea

一杯の紅茶。
こんな深い歌詞にしてしまうKaceyはすごいなと思います。

☆一部歌詞と私の意訳☆

Maybe your jacket is a hand-me-down

きっと、あなたの上着はお下がりね

Maybe you slept with half of your hometown

きっと、あなたは寝てた、地元の半分とは

In a world of squares, maybe you're just round

四角い世界の中で、きっと、あなたは丸だったんでしょう


You can't be everybody's cup of tea

あなたは、なれっこないの、
"みんなの紅茶"には

Some like it bitter, some like it sweet

苦いのが好きな人もいるし、甘いのが好きな人もいるでしょ

Nobody's everybody's favorite

誰も、みんなのお気に入りにはなれないの

So you might as well just make it how you please

それなら、自分の好きなようにした方がいいじゃない

'Cause you can't be everybody's cup of tea

だってあなたは、なれないのだから、
"みんなの紅茶"には

Spotify

Apple Music


画像3

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

暖かくして、お過ごしくださいね。

それでは、また。

画像4


この記事を気に入っていただけたら、サポートしていただけると、とても嬉しく思います。 サポートしていただいたお金は、書くことへの勉強や、書籍代金に充てたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。