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映画『ファースト・マン』で再び宇宙に対する熱意が! SPACE COTANインターン・shun吉 インタビュー

2021年4月に設立されたSPACE COTAN株式会社は、北海道に「宇宙版シリコンバレー」の実現を目指すべく、事業を展開しています。現在は、実現に向けた事業を進めつつ、インターン生も受け入れています。

この記事では、大出大輔COO(最高執行責任者)がインターン参加者にインタビューを行い、今後の活動やキャリアビジョンについて聞きました。

<インターン参加者紹介>
shun吉
大学生。東京の私立大学に通う学生。文学部に所属し、英語圏の文化などを研究する。宇宙広報団体TELSTAR所属。


大出:初めに、shun吉さんがSPACE COTANへ参加するに至ったきっかけをおしえてください。

shun吉:高校生の時から、宇宙開発のことを多くの人に伝える「広報」の仕事がしたいと思っていました。もしかしたら、どなたかの目に止まるかもしれないと思い、ツイッターのプロフィールに「宇宙開発に関する広報をやりたい」と書いていました。すると、ツイッターで大出さんにお声がけいただいたのです。


大出:shun吉さんが宇宙に興味を持ったきっかけを教えてください。

shun吉:幼い頃から星や宇宙、ロケットに興味がありました。でも、中学生ぐらいの時から、だんだん興味が薄れていってしまってて。そんな時、高校3年生の春ごろに見た映画『ファースト・マン』で衝撃を受けました。世界で初めて月面に着陸したニール・アームストロング船長のストーリーですが、宇宙船の音や振動がまるで自分も宇宙船に乗っているように再現されていました。まずここに感動を受けました。そして、アポロ計画中に、テレビリポーターが街中の女性に月面へ人類がいくことについてどう考えるかと尋ねるシーンがあったんです。すると、その女性は「お金の無駄遣いね」と答えました。これを見たとき、私の宇宙開発に対する「熱」がいわば再熱しました。

宇宙開発をすることの利点をもっと伝えなくては。そう強く思いました。宇宙については幼いことから興味が少しあったので、知っているつもりでした。ですが改めて調べてみると、昔よりどんどん進んでいて今が一番面白い時期かもしれないと強く感じたのを覚えています。

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映画『ファースト・マン』のワンシーン 引用:映画.com

大出:HOSPOでの現在の活動内容を教えてください。

shun吉:HOSPOでは、主に広報を担当しています。宇宙開発関連のニュースで、北海道スペースポートに関連あるニュースを引用リツイートして、宇宙が身近になってきていることを実感してほしいです。今後はnoteの執筆も行っていきます。noteは、さらに詳しく近年の宇宙開発状況を交えながら、北海道スペースポートの意義などについて伝えていきたいと思います。


大出:shun吉さんの今後について教えてください。

shun吉:今後のプランは、宇宙開発事業を行っている会社に入り、広報や会社の活動を広める活動をしたいと考えています。

大学では英文学を専攻しています。今後の研究テーマは、1960年代のアメリカの宇宙開発と当時のSF小説、SF映画の関連性について考察することを目標にしています。当時のSF小説の描写と実際の宇宙開発を比較して、見えてくるものを分析しようと思います。

大出:最後にHOSPOにひとことお願いします!

shun吉:HOSPOが日本にも世界にも知られるロケットの射場になれることを願っています。これを実現するためには、活動を多くの方に知っていただく必要があると考えていますので、今後も精力的に広報をしていきます。

扉画像Credit: NASA


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