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飲食の仕事を辞めた後の体調の変化

ながらく務めていた飲食店をやめた。

次は「食医」に関する仕事に就きたいと思っているが、たぶん段階的になるだろう。

これまでの料理人やGMとしての経験があるので、健康を気にした、例えばオーガニックやベジタリアン料理など、はたまた精進料理とか、そんな料理を作っている会社で働きたいと思っている。

ただ単に、今までのような、おいしい料理だけど、長い目でみたお客さんの健康ではなく、その場の満足感を重視するような飲食店では働きたくない。


少なくとも、自分は健康・栄養分野の観点から物事を見ることができる飲食店・会社で働きたいと思っている。


そうなると病院食がいいのか!?と考えたが、

オーストラリアの病院食はひどい。

全く栄養を気にしていないのがよくわかる。

自分も一度、アナフィラキシーショックを起こし、緊急入院していたので、どんな食事が出て来るのかは知っていた。

また現場で働く看護師さんからの情報でも、糖尿病患者でも料理を全く気にしていなくて、食事によって血圧など上がっても、薬や注射で解決しようという西洋医学中心の考え方がまだまだあるのが現状。


病院と言っても、ビジネスだ。

しかも、飲食店よりはるかに闇の大きいビジネスが存在している感は否めない。


、、、タイトルと脱線した話になってしまったのでもとに戻す。

飲食業を離れ、生活が普通になった。

これまでは、朝はほとんど何も食べずに、夕方に賄いを食べる。主に肉(チキン)がほとんど。

そして夜仕事が終わり、ビールを飲みながら、これまた揚げ物や味の濃い料理とごはんを食べる。

だいたいこの時点で23時は過ぎている。

遅いときは夜中2時3時の時もある。


そんな生活を週に最低5日は過ごす。

これを10年以上。


あまりにも身体が慣れ過ぎているので、何も感じなくなってきてたけど、

最近仕事をやめ、朝の食事はあまり変わらないけど、

昼・夜とある程度一般人と同じような時間帯に食事をするようになって、劇的に体調がよくなったという感じはしない。もともとそんなに悪いわけではなかったし。


でも明らかに変わったのが、睡眠の質と、便の状態。

今まで、ずっと下痢気味だったのが、だいぶまともになってきた。

そして、睡眠に関しても、夜11時くらいには寝ることが多くなったので、朝も5時6時には目が覚めて、気持ちがいい。

まったく違和感なく起きられる。それがお酒を飲んでいても、けっこうスッキリ起きられる。

さらに仕事のことも考えることがないので、ストレスも無い。(収入がなくなったというのはあるけど、まだお金に関してのストレスはほとんど感じていない)


このように、飲食業で働く人にとって、当たり前だと思っていた習慣も、たった1週間で順応できるし、体調も正直良くなったと思う。

ほんと、病気になる前に、飲食業を離れることができて心底良かったと思う。

別に飲食業が大嫌いでもないし、今後も働く可能性はあるけど、

ずっと働き続けていたら、いつか身体を壊していたようにも思う。


さて、今後は飲食業ではなく、健康・医療系の人達を中心に接していければと考えている。

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