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サポートをしてくれる友達がいること

こんにちは。車椅子jdのゆめほです。

昨日は親友ちゃん(以降Mちゃん)と八景島シーパラダイスに遊びに行ってきました。

Mちゃんとは月一くらいのペースで遊んでいるんですが、毎回私の障害に対してサポートをしてくれます。Mちゃんも足に障害を持っているんですが、車椅子を押してくれたり、聴覚障害に対してや視覚障害に対して、自然に手伝いをしてくれるんです。

今回はそんなMちゃんのことと、このような友達がいることへのありがたさについて書いていきたいと思います。

車椅子に対しての配慮

私は電動車椅子、手動車椅子、電動アシスト車椅子と車椅子を乗り変えてきましたが、それぞれに対して適切なサポートをしてくれました。全ての場合に対してエレベーターのサポート、カフェや飲食店などでの席取り、座っていると届かないところへのサポートなどをしてくれます。

電動車椅子のときは手動車椅子よりも小回りが効かないため、道を通る時に他の人へ声がけをしてくれたり、エレベーター内での旋回、降りるときの声がけをしてくれたりしました。また段差につまづいたときは後ろから押すといったこともしてくれました。

手動車椅子のときは行き帰りで漕いで疲れてしまっていたので、一緒にいるときは押してくれていました。もともとMちゃんは手動車椅子ユーザーなので押すのも上手です。

そして今は電動アシスト車椅子に乗っています。昨日のシーパラ内では電車の乗り降りの際に隙間の乗り越えを助けてくれたり、凸凹の道の時は押してくれたり、また水族館内の狭い通路でも押してくれたりしました。

聴覚障害に対しての配慮

私と遊ぶ時はロジャー(補聴器と無線通信で直接音を届けられるマイク)をつけてくれます。これによってわたしはかなり会話がしやすくなります。また、私が店員さんと話すときはロジャーを店員さんにさっと渡してつけてくれます。

最近では手話を覚えてくれて、指文字や手話を使っての会話も増えてきました。手話と同時に口元もよく見せてくれてより話している内容がわかりやすくなりました。待ち時間に指文字クイズをしていたりもします笑

視覚障害に対しての配慮

視覚障害が加わってからまだ日は浅いですが、もう色々と配慮をしてくれました。見えない文字を読み上げてくれたり、昨日の水族館内は暗くて見えづらくなり、車椅子を操作するのが難しくなったため、押してくれたりしました。

昨日は白杖も見てくれて、今色々勉強もしているみたいです。

彼女のすごいなあと思うところ

ここまでMちゃんがしてくれた色々な配慮をあげてきましたが、私が一番すごいなあと思う部分は、これらの配慮を自然にさっとしてくれるところです。

障害のある人を見かけたら「この人は何か困っているはずだ!!」「何か手伝わなきゃ!!」となって焦ってしまう人も多いと思います。Mちゃんの場合、自分が障害を持っているというのもありますが、焦らず自然に手を貸してくれて、また私がどうして欲しいかを聞いてくれます。それに合わせて手伝いをしてくれます。私も障害に対してのことを気にせずに彼女と一緒に遊ぶことができます。

障害に対する配慮のあり方

今年から制度が変わったこともあり、合理的配慮という言葉を最近よく耳にするようになったのではないでしょうか。障害に対する配慮のあり方はまだ色々と手探りなところが世間的にあると思っています。

Mちゃんのような人が当たり前になったらもちろん障害があるひともないひとも暮らしやすい世の中になるのかなあと思います。でもいきなりは無理だし、みんながみんなそういうわけにはいかないですよね。

まずは障害をもっているひとを見かけたら「見守る」、そして困っていそうだったら「声をかける」というのが大切だと私は思います。難しいとは思いますが少しでもみんなが暮らしやすい世の中になるように、実践してくれる人が増えればなあと思います!

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