ウマ娘の映画を見てきました!(ネタバレなし)
ウマ娘の映画を見てきました!
ちょっと長くなったので3幕構成です。
1.
めちゃくちゃ面白かった!!!
ポッケちゃん、タキオンちゃん、みんなとにかくかわいい! 動きめちゃくちゃ細かい。声も非常にキュート! 熱くて爽やかで走り出したくなる映画なんです!
一番かわいかったところは、冒頭のレース前の部分。ポッケちゃんが頼れるフジの姐さんに褒められて、表情がふにゃっと崩れたところ。荒々しいキービジュアルが頭にあったから、そのギャップにやられてしまいました。
そして印象的だったのは、やはりレース場面。クライマックスは思わず魅入ってしまった。迫力がすごい。なんとしても勝つんだという気迫が、映像から、声から伝わってくる。そこに激アツの挿入歌が入ってくるので、テンションは最高潮になる。
家に帰って思い返してみたけれど、映像を見なくちゃ始まらない、思い出だけでは物足りない。そんな気がします。
2.
ところで、自分の中で、映画を見ると言うことは特別な意味を持ってたりします。
・飽きっぽい自分が、2時間も同じ画面を見るということ
自分は飽きっぽく、ちょっとした隙に気分が離れてしまう。長時間席に座るということは、結構疲れること前提でいかなければならないのです。
・先が分からないハラハラした気分に耐えること
ちょっとした憂鬱さにやられがちな自分は、フィクションにありがちな感傷的な場面にめちゃくちゃ弱いです。
すぐダメージを受けてミニトラウマになってしまったり。映画を見る時は、トラウマになるかもしれないという覚悟を持っていなければならないことです。
・お腹が空く
当然ながら、劇場ではお腹が空きます。ポップコーンの油に胃がやられてしまうよわよわな自分としては、2時間何も食べないという心構えを持っていかなければできないんです。
それらを乗り越えた今回の映画は、大事な作品になりました。
仕事をしていても、帰り道に映画を見ることはできる。持病から、ずっと映画を見るには入念な計画と準備をして挑まねばならないと思っていました。そうでないと十全に楽しめないと。
でも、今回の映画は違いました。帰り際ふらっと寄って、薬を1粒飲んで、それで十分すぎるほど楽しめた。
それが最高に嬉しいです! 自分のしたいことが、病気や他のことに邪魔されず、したいときにできる。それは最高に幸せだと思います。その幸福を味わうことができた、この映画に感謝しています。
3.
ここまで語ってもまだまだ足りません! 普段映画を見ない人をここまで語らせるとは、やはりウマ娘は熱量のあるコンテンツなんでしょう。
まだまだ、あの世界にいたかった。エンディングが掛かっている間、「これでこの映画ともさよならか……」と思っていました。
とても寂しい。
この熱くて爽やかで可愛い世界から、離脱するのが寂しい。来週はウマ娘もレースもないただの日常。悩み相談があちこちで頻発する、世知辛い世界。
だが、どこかで見た格言はこう定義しています。
世知辛い世界を生き抜くために、映画があるのだ、現実逃避の道具ではない。明日も笑って生きていこうと思うために、映画があるのだ、と。
まさしくその通り。人生を映画に動かされた者の、ちょっとしたミッション。
明日も、笑って生きていこう。
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