星が導く人生のターニングポイントー30代から40代へ向かうあなたへ

36歳〜44歳頃の期間。
占星術で「中年の危機」と呼ばれる時期についてのお話。
(※期間の把握は、占星術師様それぞれで多少異なります。)

私はそのネーミングに納得行かないので、勝手に「棚卸し期」と呼んでいます笑。
(「危機」じゃなくて「転機」では？という見解から、「危機」という言葉にしっくり来ていません。)

私の感覚として、最も顕著な傾向を感じやすいのが、
37・38歳〜42・43歳頃の5年。

簡単に言うと…

「考え方や価値観を「30代(人生前半)までの自分」から「40代以降(人生後半)の自分」に合うようバージョンアップさせてくれる期間」

…になります。

なぜ故星の世界で「危機」と謳われるかというと…

それまでにやっとこさ積み上げた「自分の成功理論や固定概念を揺さぶられる時期」だからです。

人間関係や社会で揉まれて、それまでに十数年〜何十年かけてようやく作り上げた「自分自身」の「土台」に議題を投げかけられ、対峙せざる負えない出来事が起こりやすく…否応なく心を揺さぶられます。

それ故に「危機」と言われています。

「今後、何をして、誰と、どこで、どのように生きていくか？」

「どうして自分はそうありたいのか？」

まるで英語の５W１Hのようですが…

人によっては、ゼロに戻してイチから作り直すような、身の振り方を問われる・考えさせられるような出来事にも直面しやすい。

人生の後半戦に向け、不要なものがどんどん削がれていき、そして必要なものだけを残していく。
必要なものが、それ以降によりマッチするよう、待ったなしで研磨される。

最もコアな5年間に「大きな方向転換」を決意→実行(または実質的な準備開始)をする方もいらっしゃいます。

…なんて、書き連ねると「ひ〜！怖い！」と思われてしまうかもしれませんが、
私は…

「とても大切で有意義な"自分の棚卸し”の期間」

だと思っています。

それまでに積み上げた全てを一つ一つを取り出して、懸命に取捨選択していく…
その痛みや迷いに懸命に向き合って磨き続け…
くぐり抜けた後には…

【考えや価値観に柔軟さがプラスされ、
物事を受け入れる度量＆視野の枠が広がる】

【自分らしく、より生きやすい環境と
人間関係を手に入れる事が出来る】

からです。

それ以前よりも、【物事に動じづらい自分】も育んでくれます。

その出来事というのは…
残念ながら、直面している時には気づきづらい場合も多いのです。

大きな出来事だった場合は分かりやすいですが、大きい出来事の全てが関係あるかと言うと、当然そんな事はあるわけもなく…

その時を過ぎてから考えると、

・アレで打ちのめされたおかげで、こんなふうに考えられるようになった、物事を受け流す事ができるようになった

・あの時ガラッと変えた事で、その後の躍進に繋がった

・あの清水の舞台を飛び降りるような決断・選択のおかげで、より自分らしく幸せな道を歩めるようになった

・この出来事をぐぐり抜ける過程で、それまでにあった鉄のように硬かった「拘り」や「トラウマ」を解消できた(解消を進めるきっかけになった)

全てその時期を潜り抜けた後々に「今にして思えば」みたいな出来事です。

もちろんその期間をくぐり抜けたら、その後何も問題が起きなくなるというわけではないですよ？
いつも繰り返しお話しているように、生きていると人生通してずっと、良い時も悪い時もアップダウンのバイオリズムが必ずありますから…

「棚卸し期」は、人としてグンと成長出来る時期というお話です。

人により現れやすいベクトルもそれぞれ…

仕事そのもの・働き方・人間関係、環境・健康・生活そのもの…
(※女性に関しては、出産など女性特有の事情で現れるケースもよく伺います。)

元々からおだやかでこだわりが少ない方は、何事もなく過ぎるケースもあります。

割と頑固な人(「こうでなくては」というこだわりが強い人)の方がガツン！と来る傾向があり、何を隠そう、私もガツン！と来た口です笑。
コアな５年間に、ほぼ全方向のベクトルで物事が起きました…笑。

でもあの悶々とした、脱皮を繰り返すような変革の時期を過ごさなければ、今皆様が知っている「星読みの魔法使いナオ」は存在していません。

全てが必然で必要な経験だったなぁと、今は心底思っています。

その時期を通り抜けてしばらく経っている皆様は、「あーアレかな」と思う事が１つくらいはパッと思いつく方が多いのではないでしょうか。

「今まさに」とか「これから」という皆様には、ちょっと身構える内容だったかもしませんね。
そんな皆様に、「この期間をうまく乗りこなすポイント」をいくつか伝授致します。

それは…

◎良い意味であきらめて、来る波(変化)から逃げない

◎波(変化のタイミング)に乗り、自ら変化していく方にシフトする

◎自分のこれまでに執着せず、「柔軟に」を意識してみる

その波(変化)は避けられないので、真っ向から向き合って、自分の中の深層を根本から見つめ、取捨選択＆決断＆実行していくと…
スルリとその波を抜けられます。

また、「こうでなくてはならない！」という自分を見つけたら、その"こうでなくてはならない部分"ほど、今までと違った視点を交えてみるのが、気づきや抜け道を見つける近道です。
柔軟に…。

波がいくつあるのか、大波か小波かは、人によりけりですのでここではお伝えできませんが…

こちらを読まれた方は、「来た来た来た〜！ 棚卸し期、これかー！」とゲーム感覚で、クリアを楽しんでしまわれるのも一つの手です。
(渦中に居るとなかなか難しいことですが…汗。
事前に情報として知っておくと、少しは心構えが出来ます♡)

そして断言します。

その波は必ずあなたの成長に繋がります。

より「魂の望む道」を歩む自分と環境作りを後押しし、より大きな波を乗りこなせるあなたに鍛えてくれることでしょう。

その時期をすでに通り過ぎている皆様は、その荒波を超えて、一回りも二回りも成長した自分をしっかりねぎらいましょう♡
あなたはその波をくぐりぬけ、確実に成長しているはずです♡

最後に…
「棚卸し期」をこれから迎える皆様、真っ只中の皆様にはエールを贈ります。

大丈夫！
あなたは必ず乗り越えられます。

心に愛を♡

【「中年の危機」のポイント★まとめ】
◎36〜44歳頃(37・38歳〜42・43歳頃の5年が最も濃厚)

◎考え方や価値観を「30代(人生前半)までの自分」から「40代以降(人生後半)の自分」に合うようバージョンアップさせてくれる期間

◎それまでに積み上げた「自分自身」「成功理論」「最も強い拘り」「見て見ぬようにしてきた自分」の解体＆再構築

◎くぐり抜ける頃には、自分らしく、より生きやすい環境と人間関係を手に入れる事が出来る

◎この時期を通りすぎる頃・過ぎた後に「今にして思えば」という出来事や経験

◎来る波(変化)から逃げずに真正面から受けとめると、くぐり抜ける過程がよりスムーズになる

お読みいただきありがとうございました♡

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