見出し画像

【7室とは何なのか】太陽-月-ASCの「自己」の違い…そして7室太陽の人にとっての「自己確立」とは何なのか?7室の天体を相手に持っていかれないことが大切【さらに7室冥王星のパートナー関係】


【西洋/インド占星術のセッション】


西洋占星術+インド占星術の両観点から、

「終わった後に安心感を感じることができ、今より良い未来を信じて立ち上がっていける鑑定」

を心がけ通話セッションしています。

ちょっとした相談や質問をしたい方はこちら質問箱です↓

自身の20年の虐待経験を描すいたエッセイ漫画「生きてることが恥ずかしい」↓



昨日は告知していたツイッターのスペースを開催していました↓

※スペース=ツイッターのラジオのようなものです。


その内容は

【7室とは何なのか〜君の7は〜】

でした。


そしてこちらが昨日のスペースです。↓

ツイートをクリックするとラジオを再生することができます


今週は二日連続で7室に関しての記事をアップしました。

それらを元に語っていたのて、まずはそちらをご覧いただくと良いかと思います。


【7ハウスの惑星が示す周りの人々】
7室の天体が表す引き寄せる人々の傾向…各10天体のその特徴とは?
7室の月や海王星はなぜ人間関係に疲れやすいのか?火星の使い方や、天王星のパートナー関係…↓


7ハウスの太陽/サインが表すもの】
DECはあなたの影の部分を表す…そこにある太陽は自分の欠点を持った人を呼び寄せる?【そしてASCと太陽の違いとは?】↓


最初の記事の方は有料記事なので中身について詳しく語ってはいませんが、

個人解釈では7室月、海王星、火星、天王星について書いたので
7室冥王星について少しお話しました。


冥王星、

これに関しては幾度となく語ってきましたが、

マドモアゼル愛先生いわく

冥王星のあるハウスのテーマのことは命がけでやらなければいけない

そうです。


やはり蠍座の星ですから、0か100かということがテーマとなります。


そのため、冥王星が7室にある場合はパートナー関係に命がけになる必要があるようです。

つまり結婚(もしくはそれに近い深い関係)により変容することができるということですね。


これはシナストリーにおいても影響することがありますが、
例えば自分の7室に冥王星が入る相手…

ですが、世代的にパートナー関係となれるのは乙女座〜射手座しかないので
重要なのは他のアスペクトにどれほど絡みがあるか、

または相手が冥王星のエネルギーを使いこなしてるかどうかでも変わります。


それにより、パートナー関係でより変容の経験が得られるかどうか変わりますね。


蠍座と変容についての記事はこちら↓

【蠍座の変容とシンボルの考察】シャーマニズムの鷲が墜落した姿が現在の蠍?冥王星=Plutoはプルトニウム=つまり原子爆弾【しかし白い鳩=平和の象徴でもある】↓


そして、7室太陽の自己確立について。

これは一昨日の記事にもアップした文章から語りました。

一般的には太陽や月が自我/自分自身と言われますが、
ASCの方がより自分自身を表している…と。

では太陽とは何なのか?
太陽はもちろん自我を示しているのも確かです。

しかし、太陽はより社会的な立場での自分というニュアンスが含まれます。
言うなれば今世での目標のような部分があり、
後天的に会得していく自分です。


そう、太陽というのはより社会的なニュアンスが含まれた自己像であると言えます。


本当の個性はASCの方が強く表されます。

それは一昨日の記事でも説明しました。

これは心理学では説明できない、
その人の先天的(本質的)な自分と言えます。

(心理学では流派にもよりますが、人の個性は外部との接触=特に親との関係によって得られると考えます)

そしてもう一つの個性としてはも挙がります。

月であればその人の無意識(潜在意識)も表しますが、

月の場合はどちらかと言うと母や父の投影である自分というニュアンスが強いです。

子供の時には自分自身が確立されていないため、
親のしていることをそのまま真似ます。

ですから、その人自身というよりも

親からの影響で植え付けられた価値観=つまりはインナーチャイルド(内なる子供)という意味と繋がっていきます。


月=インナーチャイルドの詳しい意味はこちらでもしています。↓

月が未熟な状態とは?】月が未熟=幼少期の心の傷が関係している?なぜ月がインナーチャイルドと関連してるのか…そして傷ついた月が与えてくる現実的な影響【月=心の状態が自分の世界を作る】↓



月は太陽の光を反射して光っていますから、
まさに投影された価値観が月には眠ってるということです。


で、太陽が社会的な自己像が含まれる理由ですが

これは太陽の年齢域が社会人であることもそうですが、
本を見ていても「社会的な立場を表す天体」と説明はされていますが、
その理由(背景)について説明されてることはほとんど無いと思います。


なのでこれは自分なりの解釈となりますが、

月が子供の時の自分を表し、

その月に光を当てるのが太陽、

価値観を月に投影(光を当てる)存在=太陽=親=社会的に自己確立した人間

だから太陽は社会的な自己という意味と繋がってるのだと思います。


単に「太陽は社会的な自分」と言われてもイマイチ納得しづらいと思うのですが、

心理学的な観点から考えても価値観を子供(月)に投影する存在が親であることを考えると、

天体として月に光を投影する太陽=親と考えれると思います。


もちろん太陽は通常の解釈でも父親を表しますし、

マドモアゼル愛先生の解釈では母親が太陽と考えています。


どちらにせよ太陽は親と繋がっていて、

尚且つ月に光を当てて価値観を投影するということは
太陽自体に価値観という意味があるということですし、

こうした面をトータル的に見て

太陽=社会的な自己、アイデンティティ 

と考えられるのではないでしょうか。


ただこれはあくまで個人的考察による解釈なので絶対的な正解とは言えないのですが、

例えこの太陽の意味の背景(理由)が違ったとしても

太陽=社会的な自己という結果の意味自体は一般的に適用されてるので間違い無いです。


なのでインド占星術では太陽は獲得という考えは無く、

社会人になればその立場が自然に太陽=自分のアイデンティティということで生きていく年齢域となります。

なので社会的な自己=アイデンティティということですね。



前フリが長くなりましたが、

つまりは7室太陽は太陽が社会的自己、つまり後天的に確立するものであることを考えると

より本質的な自分とは乖離が生じやすいかと思います。


1室太陽なら自然とその影響はあるかと思いますが(太陽に限らずですが)、

太陽は自己像を社会的とはいえ内包してるので

自分自身とは何なのか?

という感覚がより分かりにくいかもしれません。


そもそも7室は天秤座でフォールの位置なので余計に。


ただ、7室の人はやはり人の気持ちを察したり合わせるのは非常に上手いです。

他者のハウスの先頭ですからね。


ゆえに、自分自身を見失いやすいし、

他者に合わせ過ぎて苦しくなりやすいです。


だから他者にばかり合わせてると
7室の天体が相手に持っていかれるような感覚になりやすいです。

これは7室強い人なら半数以上の方は同意できる感覚だと思います。


だからこそ、1室=ASCが重要です。


説明したように本質的な自分はASCですから、
7室ばかりやってると本当の自分とはどんどんズレてかなり苦しくなりやすいです。


そもそもにしてもASCはやはり重要性の割に注目度が低いと思うのですが、
こうした理由から7室が強い人、太陽がある人は特に注目した方が良いでしょう。


アスペクトはもちろんのこと、
サビアンシンボルを見てみたり、

ルーラーがどこにあるかも重要です。


インド占星術ではラグナロード(チャートルーラー)をかなり重視します。

そのナクシャトラを見るのも良いでしょう。

(ただ個人的にはナクシャトラは意味が固定的なので天体やハウスの方を僕は重視して見てます。
もちろんナクシャトラ解釈も深掘りすれば新たな発見は無限に出てくると思うのでいずれは本格的に取り組みたいです)


スペースでは7室の話はもっと広く深くしていますので、

興味がある方はこちらも聴いてみてはいかがでしょうか→7室とは何なのか



そして、個人的に7室について相談されたい方は通話セッションも受付しています。

僕個人も7室5天体なので、7室については経験値的にも語れることが多いと思います。↓ 


やはり悩みは同じ境遇の人でなければ理解しにくいと思います。

僕も相当に7室的な人生に悩まされ地獄を見てきたので(キロンがあるゆえ)、

似たような悩みがありご相談したい方は下記記事からご検討ください。


西洋占星術とインド占星術の特殊チャート二つの合計3つのホロスコープを同時解読して鑑定しております。

もちろん7室でなくともご相談されたい方はどうぞ。↓


ゆっくりテキスト鑑定を希望の方はこちらからどうぞ。
こちらは西洋占星術のみですが、かなりの大ボリュームですので鑑定に数週間いただいております↓





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?