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【ドラゴンヘッドは発展していくが、テイルは既に終わった過去を示す?】ノード軸のシナストリーの質問…どこから手放すことで、どこからが発展させることなのか?モダン西洋とインド的な解釈の違い【質問箱の回答】


【西洋/インド占星術のセッション】


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さて、それでは今回のご質問はこちら↓


◎質問内容↓


初めまして。


このご質問は以前のこちらの記事についてですね。




【シナストリーのご質問:相手のノード軸+太陽+リリスが自分のASC-DSCに乗る相性とは】
どうしようもなく惹かれる縁?良縁なのか、はたまたその逆なのか…進展があるとしたら今が良い時期の可能性【質問箱の回答】↓




ノードの話はシナストリー鑑定で最も多く出るご相談の一つですね。

正直、インド占星術を嗜んでる者としてはノードの解釈はなかなか難しいものがあるので、
そもそもモダン西洋占星術においてあまり相性の良い天体(感受点)ではないと思います。


そうした理由についても講座では扱ったりしているので
気になる方は来月の1月下旬に埼玉県で開催するインド占星術初心者向け講座
モダン西洋占星術とインド占星術の違い」にご参加ください。




そしてご質問の件についてですが、
結論から言うとノードの関係性は基本的にサインとは無関係に影響します。


なので絶対ではありませんが、
やはり相手のことが気になって気になって仕方ない…といった相性にはなりやすいです。




そしてドラゴンヘッドとテイルの解釈も確かにそのような説明がよくされています。

これはモダン西洋占星術特有の考え方ですが、

ヘッドは発展する事柄であり、
テイルは手放す事柄、


という解釈ですね。




確かにインド占星術の解釈でも大枠としては、
特にテイルには該当します。

ヘッドの方は少々微妙ですが、
西洋思想的には大きく間違ってはいません。



で、これはもう大変、難しい話ですが
こうした解釈はそもそもが文化や思想や歴史や時代や宗教、そして占術自体の違いが根深く関わっているので、

まず一言で「こういうことです」という説明が不可能なことを前提に知ってもらう必要があります。




なので一言で説明できないことを前提に、
あくまでモダン西洋占星術の範囲の答えを言うならば
その基本的な解釈で間違ってはいないです。



ただ難しいのは、

では、どこからが手放すことで
どこからが発展していくことなのか


の線引きが明確でないことです。




これはもう、ある意味その人達本人のさじ加減次第と言いますか、

「ここから、ここまではテイルの領域だから手放す」
「ここから、ここまではヘッドの領域だから発展する(させる)」

という判断はあくまでその人達、本人が決めることです。



なのでそのテーマがどれで、どこからなのかを決めていく、
この辺がモダン西洋占星術の自由意志ベースの思想と関連していると考えられます。



インド占星術だとむしろノードが示す事柄に沿る形となるので、
自分がどうこう決めるのではなくそれは運命的(不可抗力的)に表れる可能性があります。

(というか、これはノードに限らずです)

なのでその時期毎に、何がどのようなテーマとして表れるのかを読み取るので、
一概に意味が固定されてるとも言い難く、判断が難しいところです。


その代わり読み取ることができれば意味がハッキリするので、
それに合わせて進めれば良いことは良い方向に発展するし、
悪い事柄は小難にできる可能性が高くなる
ということですね。


もちろんインド占星術もかなり難しいので毎回100%のリーディングは
どんな人物にも不可能ですが、方向性として指し示すものは分かることが多いので
モダン西洋占星術とは違った魅力があると個人的には感じます。




ですからノードの解釈に関してもどちらをベースに考えるかが大事ですが、

大抵の場合は今回も含めモダン西洋占星術の質問ですから
手放すこと、発展していくことという考えにはあまり囚われない方が良い結果が得られる思想の占術だと思います。



何か参考にしていただければ幸いです。


※ノードのシナストリーについてはこちら↓

【悪縁を生むシナストリー:6選】ノード、12ハウス、リリス、グランドクロス…そして意外にも冥王星-水星や1ハウスの繋がり?なぜこれらが悪縁を生むのか?その解析に迫る…↓





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