星ツムリ研究所

大気圏の辺りにある不思議ないきもの「星ツムリ」を調査する研究所。 星の欠片と毛糸を培養…

星ツムリ研究所

大気圏の辺りにある不思議ないきもの「星ツムリ」を調査する研究所。 星の欠片と毛糸を培養すると生まれる彼らは「自分だけのオーナーさん」を探しています。 時々地球に降りてオーナーさんを探します。 所長:豆太 研究の傍ら、趣味で切り絵とペン画を嗜みます。

最近の記事

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星ツムリ研究所:総合案内

ようこそ、ここは星の欠片と毛糸を混ぜて培養し そこから生まれた不思議ないきものを研究する施設です。 小さな星や流れ星、流星群や大きな火球、彗星のカケラ… 研究所ではたくさんの星の欠片から ポケットサイズのちいさなトモダチを生み出します。 小さな個体は5cmほど、大きな個体は30cmほど 星ツムリたちの生態は謎に包まれています。 お迎え頂いた星ツムリはオーナー様の手によって成長することが確認されており、研究所ではその成長を見守っています。 研究所には人間の所長とねこの獣人

    • 星ツムリ研究所の一周年活動報告

      星ツムリ研究所が地上に降り立った「デザインフェスタ56」からちょうど1年が経過しました。 あっという間の一年でしたが改めてこの1年、研究所の活動を振り返ってみようと思います。 ※マークは作家仲間でフォロワーさんのお手伝い <2022> 11/20 デザインフェスタ56 12/17-18 ピクトスクエアオンライン「もふふぇす5」 <2023> 1/3 ピクトスクエアオンライン「いちごいちえ」 2/19 ピクトスクエアオンライン「ウオトリヒト」 4/2-3 グラフィカクリエ

      • デザインフェスタ58に向けて

        星ツムリ研究所が地上に調査へ降り立ったのは昨年11月のデザフェス56のことです。 あれからイベント出展やグループ展の開催を行うようになり、約1年が経過しようとしています。 この度、11月11日~11月12日の2日間で開催されるデザインフェスタ58に向けて、星ツムリ研究所も再び地上に調査へ降り立つことになりました。 今回のイベントは 11/11~11/12 の2日間。 当研究所は 11/11のみの出展 です。 参加に際して今回は、フェイクスイーツ作家のHistoireさん

        • ヨコハマハンドメイドマルシェ

          下書きに入れていたのですが更新が随分遅くなってしまいました。 2023.7.1 パシフィコ横浜で開催するヨコハマハンドメイドマルシェに当研究所も出張をすることになりましたので、イベント準備に利用したサイトや印刷所さんの情報などをメモ代わりに書き留めておこうと思います。 ヨコハマハンドメイドマルシェとは… 7/1・7/2の土日に開催されるハンドメイドの祭典。 イベント公式サイトを拝見したところ2日間合計で3000ブース。 前回の出展者は1852人、来場者は12,700人。

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        星ツムリ研究所:総合案内

          6匹のネコ展

          こんにちは、星ツムリ研究所所長の豆太です。 初めての主催、グループ展を終えて記事を公開するのが遅くなってしまったのですが、改めてグループ展の記憶を残すことに致しました。 改めまして、2023.8.25~8/27の3日間にわたって開催したグループ展。 6人の作家によるネコをテーマにした展示、「6匹のネコ展」 主催をやってみないかというお声がけから、その場にいたメンバーに声をかけ「猫」をテーマにした展示を行いました。 たくさんの方にお越しいただいた3日間、メンバー6人がそれぞ

          星雲ちゃん

          数年前より研究所の周りに現れる光の筋のような現象を、この度改めて調査してみた。調査の結果、大気圏付近にある研究所の外側、宇宙空間を漂う星雲(ほしぐも)という存在が確認できた。 星雲ちゃんは星屑とガスの集合体から生まれた個体で、研究所の周りをふわふわと漂っている。 時々ふっと消えてみたり、消えたかと思うと分裂したりする掴みどころのない雲のような存在である。 ふわふわと漂うだけで言葉を持たない種族だが、いろいろなものに興味を持つため、星ツムリの素となる星の欠片を拾って来てくれ

          支援型星ツムリ「ケセランパサラン」

          こちら、星ツムリ研究所です。 暑い日が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。 星ツムリ研究所には現在、支援型星ツムリ「ケセランパサラン」という ふんわりころんとした星ツムリが存在しています。 他の星ツムリたちよりも体が大きく、ちょうど大人の女性が両手で包み込むくらいの大きさです。 ウクライナとロシアで起きた戦争をきっかけに生まれたこの子たちは、持っている人に幸せを運び込むとされる日本の妖怪「ケセランパサラン」をモチーフにして生まれた星ツムリです。 ちょうど一

          支援型星ツムリ「ケセランパサラン」

          星ツムリのお迎えについて

          研究所から星ツムリをお迎えする際、オーナー様には2つの方法がございます。 ▼宇宙便 大気圏の辺りにある研究所から宇宙船を手配してオーナー様のご自宅に星ツムリが向かいます。 宇宙船と呼ばれるパックに搭乗した星ツムリたちの宇宙船は大気圏突入(配送センターや配送ドライバーさんの荷扱い)によって破損する場合がございますが、星ツムリを守るための仕様となっております。 地上へ降り注ぐ廃棄物を少なくするため、出来る限り簡易的な包装でお届けを行っています。 ▼出張 地上で行われるイベント

          星ツムリのお迎えについて

          研究日誌:クラシカルテディ

          以前にご紹介した「リトルパッカー」という種族。 2023年の1月より「新種のリトルパッカー」が発見された。 リトルパッカーについてはこちらの研究日誌を参考にしていただきたい。 今回発見された「新種のリトルパッカー」はテディベアのような見た目をしているため、研究所では「クラシカルテディ」と呼ぶことにする。 現在のところ発見されているクラシカルテディは ・ベア ・リカオン ・オオカミ の3種族となっているが、今後も研究所では調査を進めて行くつもりだ。 彼らはシリアルナンバ

          研究日誌:クラシカルテディ

          研究日誌:幻竜種

          星ツムリの中には「幻竜種」という種族がいる。 年に数回、地球の周りに降る大きな彗星の欠片から生まれる彼らは幻竜のこども、ヒナたちだ。 幻竜種のおおきな特徴は3つ 胸に星を抱き、額には彗星の欠片、手足にはボタンのような殻(地球上で言うところの、たまごの殻のようなもの)が張り付いている。 尻尾に宿る星の灯は生まれてきた彗星の燃える色だ。 現在、研究所で発見されている幻竜種のタイプは4タイプ。 羽のような耳を持つ プロトタイプ 一本のツノを持つ リザードタイプ 二本のツノを持

          研究日誌:幻竜種

          研究日誌:リトルパッカー

          星ツムリ研究所には時折、小さな旅人と呼ばれる15~20cm程の客人がやってくる。 「リトルパッカー」と呼ばれる彼らはその名の通り、ちいさなバックパック(かばん)を持って旅をする種族の名前だ。 ♪ ♪ ♪ リトルパッカー 小さな旅人 星の間を北へ南へ 住処を求めて どこへ行く ♪ ♪ ♪ 研究所ではじめに発見したリトルパッカーが口ずさむ歌は彼らの種族の中では民謡のように口承で受け継がれているらしく、どの子も一様に同じ歌を歌う。 彼らの求める「住処(すみか)」と呼ばれる場所は

          研究日誌:リトルパッカー

          星ツムリ研究所:お手伝い猫の紹介

          当研究所の所長であるこの記事の著者「わたし」は、駆け出しのクリエイターであると同時に、ドールオーナーだったりする。 「ドール」と呼ばれる彼らはいわゆる球体関節人形と呼ばれるキャスとレジン・ソフビ製の可動式の人形だ。 星ツムリ研究所にはDOLLZONEという海外ドールメーカーのネコの少女型ドール、Misskittyの「NiKo(にこ)」というお手伝い猫がいる。 NiKoは接客が余り得意ではないので基本的に研究所の中で所長の尻たたきだったり、星ツムリたちのお世話をすることを仕事

          星ツムリ研究所:お手伝い猫の紹介

          研究所所長の野外(?)活動

          ツイッターのフォロワーさんも少しずつ増えて、いろいろな方とお話する機会もおのずと多くなってきた。 新しい知識、刺激、繋がり。そういったものが生まれて行くのをとても嬉しく、そして楽しく思いながら師走の忙しい本業をなんとか駆け抜けている。 創作活動が無ければわたしは早々に病んで人生リタイアしていたに違いない。 最近noteで記事を読んでくれる方もいたりするので、今回は少しだけ、わたし自身の個人的な活動についてお話しようと思う。 2019年10月12日。 台風19号が日本全国に

          研究所所長の野外(?)活動

          デザインフェスタ56を終えて

          デザフェスから1週間が過ぎた。 大きな文化祭が終わった後のような気分で、いまだにわたしのツイッターのTLではフェス当日の話や、反省点、今後の方針などクリエイターの皆さんが一様にスペースなどで盛り上がりを見せている。 そしてそのスペースに夜な夜なお邪魔しては、クリエイターさんたちのお話を聞いて自分もこうしたい、ああしたい、なんてイメージをわたしは勝手に膨らませたりしている。 人の熱は伝染する。 そしてその熱はやはり「対面式のイベント」で一気に感染する。 そんな印象を覚えた濃密

          デザインフェスタ56を終えて

          読まなくてもいい長い前置き

          「デザインフェスタ」というイベントをご存じだろうか。 東京ビッグサイトで開催されるハンドメイドの大きな祭典だ。 わたし自身、その名前は以前から耳にしていたけれど、土日祝日出勤平日シフトのサービス業社畜の民には正直なところ無縁な世界だと思っていた。 クリエイターさんの作り出すものは一点物が多く、原価+製作費+完成までに投じた時間+技術料。それらの集大成が作品という形を成して販売され、購入者を待ちわびるように並ぶ巨大な祭典。 自分のような平社員には簡単に手も出せないし、ましてや

          読まなくてもいい長い前置き