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デザインフェスタ56を終えて

デザフェスから1週間が過ぎた。
大きな文化祭が終わった後のような気分で、いまだにわたしのツイッターのTLではフェス当日の話や、反省点、今後の方針などクリエイターの皆さんが一様にスペースなどで盛り上がりを見せている。
そしてそのスペースに夜な夜なお邪魔しては、クリエイターさんたちのお話を聞いて自分もこうしたい、ああしたい、なんてイメージをわたしは勝手に膨らませたりしている。

人の熱は伝染する。
そしてその熱はやはり「対面式のイベント」で一気に感染する。
そんな印象を覚えた濃密な一日だった。

今まで小さな空間でコツコツと作り上げてきた世界が一気に広がったような。「会社員が休日にする息抜きの趣味」で行っていた創作活動が「作家です。と胸を張って名乗りたい趣味」へと化学変化したような感覚だ。
折角のイベントだから。
そんな理由で出来ることは全部しよう!とツイッターでの広報活動をメインに行いはしたが、正直、わたしのブースを目的地にしてくれるお客さんがいるなんて夢にも思わなかったし、こんなにもたくさんの人たちとつながりが生まれるなんて思ってもいなかった。
井の中の蛙大海を知らずという言葉があるがまさにその通りで、一歩外に踏み出さなければ見えない景色や感じられない温度があることを知った。

コロナ渦の今、持病や感染の不安からイベントに出られないかたも勿論たくさんいるだろうし、遠方からの交通費が高すぎてイベントに来られないかたもたくさんいると思う。
後夜祭と称して行う通販でも星ツムリたちをお迎えに来てくださる人がいることをとても嬉しく思っている。
文章ではなかなか伝わりにくいと思うが、山や海に向かって「あーーーーーーーっ!!!!!!!!!!」っと大声で叫びたいような気持ちだ。
この喜びをいつか、何かの形にしてお返ししたいとひっそり思っている。

予算の関係や扱う資材の関係上、悩んだ末に星ツムリ研究所は、年に一度、秋のデザインフェスタへの出展を活動の拠点にしようと思っている。
ありがたいことに今回つながりのできた作家さん達からご指南などいただき、ピクトスクエアなどのオンラインイベントへの参加を決めているが、やはり実際に手に取って見てお迎えをしてもらいたいという気持ちと熱は冷めることがない。
年に一度、とは言ったが次回の出展に向けて一年を通して色々な準備をしていきたいと個人的には思っている。
ただ、今までの記事を読んだ人にはわかるように、わたしは適当な人間なのでその場で「やりたい!!」と思ったら勢いで飛び込んでしまう人間だ。
後先は考えないし衝動のままになんとなく生きているため、「予定は未定」という言葉が一番しっくりくるような気がしなくもない。

相変らず、イベントで焚きついた熱は燻ったまま、いつでも燃え上がる準備は出来てるぜ状態である。
この熱を鎮火させないよう、大切に守り一年後の出展では今回以上に最高のブースを準備して星ツムリたちのお家探しをしたいと思っている。
今後とも、暖かく見守っていただけるとありがたいです。

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