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ショートエッセイ集⑩ 〜綴ってきた思い出〜
『ショートエッセイ集』では、今までSNSで綴ってきた言葉たちをまとめています。その時々に思った言葉は、川の流れのようにどんどんと流れて忘れ去られていってしまうから、ふとした時に自分自身を振り返り、思いを馳せる…。…そんな宝箱のような言葉の空間にします。
①『生きること』が生きる目的だった時代はしんどかった。
『遺すこと』が生きる目的になった今、
ほんのちょっとだけ生きやすくなった。
生きることよりずっと大事なものを見つけたから。
②WHO(世界保健機関)の健康の定義
「健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいう」
...私『病気になる前も不健康だったことになる笑』
全てが満たされた状態になったこと、人生で一度もない笑
③1人でずっと闘病していると自分と向き合い続けるしかなくて、
自分のクズさにしんどくなって、
より1人で抱え込むようになってしまう。
‥そんな時、新しい風を吹かせてくれる人の存在って本当にありがたい。
あなた達は幸せを運ぶ青い鳥ですか?と思うほどの柔らかい風を感じる。
④“病気の自己受容”について聞かれることがあるのですが
私は受容していません。出来なくていいです。この絶望は無理です。
受容ではなく、『防衛機制の昇華』で乗り切っています。
「病気を受け入れることがいい」とされる世界で
「病気を受け入れない選択」を取った自分を今は誇らしく思っています。
⑤寝たきりの初めの3年間は、
必死に自分の現状を受け入れることに力を注ぎました。
『現状を受け入れる』って、聞いた感じきれいですが、
それは『受け入れることで解決できること』に限って言えることなのだと思います。
解決出来ないなら、
それを受け入れる意味も必要も私にはなかった。
⑥ゲーテの名言で、私が最も愛している中のひとつが、
"Without haste, but without rest.”
『急がずに、だが休まずに。』
ゆっくり一歩ずつ、
だけど確実に進むのだ。
⑦昔の自分は自由に動けたのにやりたかった事を実現しなかった。
当時の自分に出会ったらボコボコに殴って張り倒す。
環境が与えられても考え方を変えない限りは先には進めなかったあの頃。
性格と環境はどうあがいても変えられないことを知って
考え方と行動だけが唯一変えられると知って今がある。
⑧あれやっとけばよかった、これやっとけばよかったが頭の中で渦巻いて苦しくて、
それがばかばかしく自分を苦しめていることを知ってから色々やるようになった。
それを機に、
普通に生活していたら出逢わなかった人に出逢ったり、
何か人生面白いなぁなどと思う。
どうせ死ぬし自由に生きよう。
いつもありがとうございます♡とても励みになります。