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作業療法(療育)に行ってきたので記録

今日は久しぶりに療育に行きました。

いっくんの受けている療育の概要


まだ小さいからか、感覚統合の作業療法(OT)ということで、作業療法士さんが1ヵ月に1回程度、いっくんの身体の状態を見たりしてくれます。

通うようになったのは2歳2ヶ月くらいからかな。
コロナで中止になったり、途中担当を変えてもらったり、年末年始を挟んだりといったこともあったので、今回は最初の面談も入れて6回目くらいでした。

今の担当の作業療法士さんはおじちゃんで、手が大きくて、雰囲気もおおらか(さばさば?)というか、わたしはけっこう好きです。

療育施設には大きなボールプールやトランポリン、滑り台や鉄棒、車のおもちゃなど、たくさんあります。
粗大運動系の遊具が充実しているかな、というイメージ。

家からは車で15~20分くらいの距離です。

地方なので、療育といったら基本的にこの施設しかありません。
市が運営しているので、無料です。

利用するのに診断等は不要でした。コーディネーターさんの一存みたいな感じ。

作業療法士さんも相性がある

実は面談の後に初回の担当をしてくれた女性は、すごい嫌だったので、コーディネーターさんに言って変えてもらいました。
嫌だった要素は、
・会って挨拶を交わした後の一言目に「Tシャツに穴あいてる?」と言ってきたこと(笑)
・声がやけに大きくてかん高い
・いっくんが嫌がることをわざとやって反応を見ようとする
・マットレスをバタバタさせて、いっくんの頭に直撃しかけて驚いた(すれすれ)
・わたしに何も説明がない
みたいな感じだったので…

自閉症児には低めの落ち着いた声で話しかけるのが鉄則だし、会ってすぐに服の背中の小さな穴を指摘するなんて(お下がりだったので(笑))、あなたこそコミュニケーション学びなさいよ、って話だし、いっくんが嫌がることをわざとたくさんするので、いっくんが地団太ふんで泣いていて…
えっと…信頼関係つくるのが最初なのでは??とわたしが不信感でいっぱいに。

マットレスも分厚くて重いものをバタンバタンとやっていて、バタン、と下ろしたものがまだ2歳ちょっとだったいっくんの頭に直撃しそうになったときには、開いた口がふさがりませんでした。なんでこんなことしてるんだこの人、と(笑)

今の方は、家でどんなふうに接したらいいか、とか、どういうことが大切かを合間合間に話してくれるます。時々身体に刺激を入れてみたり、揺らしたり回転させたり、声をかけたりしていますが、それも特別無理強いするわけではなく、いっくんに割と自由にさせてくれて、その上で前回からどう変化したか、なども確認しています。

今日の療育で確認したこと

今日は、「目をしっかりと見て意思表示をしてくれたら対応することを心がけるといい。アイコンタクトできるようになってきたので、それを伸ばしましょう」
とか、
「指差しが出ないとなかなかコミュニケーションに繋がらないので、お母さんがどんどん指差しをして見せると模倣するようになるかもしれない」などとおっしゃっていました。

いっくんのジャンプが、踏み込む軸足があまり地面から離れない特殊な感じで、これ大丈夫ですかね?みたいな話をすることも出来ました。
「まぁ、ジャンプですよ、大丈夫、膝をしっかり曲げているし」
と言っていただきました(笑)

あとは、コミュニケーションの部分以外は、感覚の過敏性や身体的な部分にあまり問題は感じられない。と改めて確認してくれました。

知的な遅れのあるなしはまだわからない、と前回は言われたかなぁ。

部屋ではいっくん以外にも3人くらいの子が遊んでいましたが、一人に一人ずつ作業療法士さんが付いています。

今日は4歳くらいの男の子が2人いたけど、全然コミュニケーション取れてるじゃん…って思った。いっくんもあと1年であれくらいになるのだろうか…

いよいよ病院を予約しました

こんど、病院に行こうと思って予約の電話をしたこと、今は先方の日程調整待ちであることも伝えたら、「そこはいいSTの先生がいる」などと教えてくださって、わりとおススメみたいで安心しました。

もしかしたら、1~2カ月後、病院でいっくんは診断を受けるかもしれません。

個人的には、診断を受けることそのものはどちらでもいいし、いっくんにとっては診断が何らかの助けになることなんてないと思っています。
単に、わたしが、たくさんの子どもを見てきた専門医の意見を聞きたいのと、病院の言語療法(ST)に関心があります。

こういう現場を体験することは、わたしが今後、児童発達心理士になった場合にも役に立つと思っています。

子どものためというより、自分自身(親)のためという気持ちです

うちの場合、いっくんの訓練としての意味はあまり感じられません。だって1カ月に1度、しかもたったの40分ですから…

むしろ、いっくんは自然の中で自由に遊べるこども園に通っているので、そこですごさせてもらえる時間を大切に思っています。


とはいえ、楽しそうに遊んではいるので、害にはならないかな、という感じです…

ただ、こうして一緒に状況を確認したり、アドバイスをしてもらえるのはありがたいなと最近ようやく思えました。わたし自身(親)のためですね。

日頃いっくんに接するのはわたしたち家族か園の皆様なので、園にも共有しつつ、引き続き作業療法を活用させていただこうと思います。

療育って本当に様々で、がっつり幼稚園と同じ形で通って、すごく助けになっている人もいると思います。
わたしは月に1度だけで、普段の保育園(こども園)に満足しているので、どういう形で療育を利用しているかでも違うだろうと思います。
むしろわたしみたいに、月に1度だけ利用、という人の方が少ないかな💦

参考になるかわかりませんが、わたしの記録がてらの記事でした。


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