【米国で音声アプリ「Clubhouse」がバスって時価100億円となった話】
みなさんこんにちは。椎名悠です。
今年2020年4月に米国でバズり始め、5月15日(米国時間)には1億ドル(約107億円)時価総額の調達を実現した音声アプリClubhouse。
みなさんはご存知でしょうか?
クラブハウスと聞くと、
・ん?サンドイッチのこと?
・それともクラブの合宿所のことかな?
と思う方が多いかもしれません。
このアプリ、端的に言えば音声版Twitterのようなもので、次世代SNSとして米国で騒がれています。
僕は上記のサイトでみて知ったばかりですが、日本ではニュースになっていた記憶がなかったのでせっかくだからブログに書いちゃえ!と思ってやりました。笑
詳細は上記のサイトを見ていただくと分かりますが、要するに
・チャット感覚でいろんな人の「部屋」に入り、ミュートで聞くも良し、自分も話に参加するも良しの音声SNS(話すテーマは参加者が決めるので自由度が高い)
・顔出ししなくて良いので聴きながら他の用事もできる。気楽に参加できる。
・今までの多くのSNSは非同期で会話、Clubhouseは同期するため、その瞬間にしか聞けない会話もあり、「聞き逃したくない!」という感情をユーザーに持たせ、1日に何度もアプリを開いてもらえる。
・資金調達は2020年2月に初回実施。当時は100万ドル(1億700万円)の出資を受ける。それが5月になると合計1200万ドル(12億8500万円)調達達成、時価総額は1億ドルとなる。
・現在はテック業界などの著名人が集まり、約5000人が参加している。
・ユーザー層のエンゲージメントが異常に高い。人によっては1日に4時間以上開いている人もいるほど。
このような話で持ちきりなのだとか。
また新たな文化が生まれ、イノベーションが加速するのかと僕は内心ドキドキしたのですが、どうやら課題も山積みのようです。
・現時点では女性が少ないことや白人を中心に参加している現状から、課題ありとも言われている。
・時価総額の高さに比べて利用者が少なすぎることが批判されており、今後の存続について懸念されている。
・コロナによって生まれた現状により上手く行っているだけではないか?との批判も発生。コロナ後の人気度がどうなるかが懸念されている。
何れにせよ、今までにも多くのSNSができては消え、できては消えを繰り返し、結果生き残っているのがTwitterやInstagram、TikTokにFacebookです。(まあTikTokは今いろいろと問題点が多くて国単位で締め出しが始まっているので何とも言えませんが。)
勝てば官軍という言葉もありますし、初めは「こんなものが流行るのか?」とバカにされたものが今日まで生き残り、文化として根付くこともあります。(もちろん本当にバカな考えだったとして廃れていくものもありますが。)
個人的にはこれがコロナによって生まれた状況では少なくともニーズがあったことに興味がありました。
コロナによって大変であるのはみんな一緒だと思いますが、昔からいうように「ピンチをチャンスに変える」考えが新たなビジネスを生むことになるのだと改めて思い知りました。
今後もこうやって海外のビジネス情報をブログに載せていこうかなと思いますので、どうか気長に見てやっていただけると嬉しいです。
では今日はこれでおしまいです。
また次回、お楽しみに!
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