火事、自警団に占拠された学校
高校。火事が起きて、教室はざわざわしている。避難した方がいいよね?と誰もが思い、そっと教室から顔を出すと、担任のM先生が「教室にいた方が安全かもしれないから、みんなここから出ないように」と動揺した様子で私達に告げた。私達はそれに従った。
消防の人がなんとか火事を食い止めてくれているような気配はする。しかし、爆発音がして炎が教室の天井を舐めるように這い、私達はパニックに陥る。逃げ出す者や教室に残り続ける者。私は階段を降りようとして、迷っていた。
そこで銃の発砲音が聞こえた。下か