花が咲き誇る橿原市・藤原宮跡へ
おふさ観音へ行った日に、藤原宮跡にも行ってきました。
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日本初の本格的な都城・藤原京
藤原京には、平城京へ遷都されるまでの16年間、都が置かれていました。
持統天皇が遷都した、日本初の本格的な都です。この地で、持統・文武・元明の3人の天皇が、律令国家の基礎を築きました。
百人一首で有名な短歌で「春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山」がありますね。
この歌のもとの歌「春過ぎて 夏来るらし 白妙の 衣乾したり天の香具山」が詠まれたのも、この地です。
実際に、香具山も見えます。
上の写真のように、当時の宮殿や建物の柱の基礎があった場所が示された、赤い柱が置いてあります。
説明書きも設置されており、毎度のことながら勉強になります。
現在は、広大な原っぱが広がっており、飛鳥の古代遺産と併せて世界遺産登録に向け、整備も進められています。
花の名所として
広大な原っぱの一角には、季節ごとに花が植えられています。
菜の花、キバナコスモス、蓮の花、コスモスなどを楽しむことができます。
夏のこの時期は、蓮の花とキバナコスモスが見頃でした。
数種類の蓮の花が咲いていました。
花が開くのは、アサガオと同じく早朝です。
真っ昼間に訪れたため、花が閉じているものも多かったです。
閉じていても映える美しさでした。
となりのトトロが雨傘にしそうなくらい、大きな葉でした。
蓮の花畑の全景は、以下の写真の通り📸
おれいさん恒例行事・アクリルスタンドとともに写真。福也さんです⚾
キバナコスモス畑、全景。
近づいて撮ったキバナコスモス。盆トンボや鳥たちが周りを飛び、地面を虫たちが跳びはねていました。
終わりに
訪れた日は暑い日でしたが、時折雲が太陽を隠し、ちょうど良い季候でした。
雲が原っぱの上を覆い尽くす風景には、自然の壮大さを感じました。
そして、畝傍山(うねびやま)・耳成山(みみなしやま)・香具山(かぐやま)の大和三山に、「古代の人たちも、同じ景色を見ていたのだろうか。」と思いをはせました。
畝傍山を遠くのぞむ。
みなさんも、花に心を癒され、古代の空気を感じに藤原宮跡を訪れてみませんか?
余談ですが、最寄り駅からは徒歩30分かかるので、自動車か橿原市のバスを使うことをおすすめします。
藤原宮跡の詳細はこちらから↓↓
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