豪雨状況、衛星やドローンで把握
損害保険大手は、人工衛星やドローン、スマートフォンを活用して迅速な被害状況の確認をおこなう取組を進めています。
これにより、スピーディーな保険金支払いを実現します。
このニュースですが、喜ばしい事は人工衛星から得たデータの活用がいよいよ本格的に進んできた事です。
衛星ビジネスですが、データが高額(高解像度のデータの場合)な点や撮影頻度の問題、専門人材不足の問題から参入障壁が大きいと言われていました。
しかし、Synspective社のような宇宙スタートアップが急成長するに連れ、衛星ビジネスが私たちの身近に迫ってきています。
また、最近では高解像度の衛星データも格安になってきていますね。
撮影頻度の問題に関しても、全世界の商用衛星を組み合わせる事で毎日特定エリアのモニタリング(監視)が可能になってきています。
衛星データからの豪雨状況把握ですが、これ実は結構簡単にできちゃいます。
上記が浸水エリアを分析した画像になりますが、水分がある場所の抜き出しは解析ソフト(OSS)を利用すれば数分の作業でできてしまいます。
これは、単純にRGB画像のピクセル値を抽出分析した訳ではなく、波長の値を分析しています(難しい話は省きます)
新サービスの展開に悩んでいる方、衛星ビジネスを考えてみるのも良いのではないでしょうか。
まずは社会課題を整理し、それをどう衛星ビジネスで解決できるかを考えていきましょう。
まだまだ先行メリットはあります。
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