SLMの作成方法

前回ご紹介したITサービス利活用ステップで作成するSLMの作成方法を書いていきます。

SLMには、以下を決定していきましょう。
アプリケーション運用
-可用性(サービス時間、計画停止予定通知、稼働率等)、信頼性(平均復旧時間、システム監視基準、障害通知プロセス/時間)、性能(オンライン応答時間、バッチ処理時間)、拡張性(カスタマイズ性、外部接続性、同時接続利用者数)

サポート
-一般問い合わせ、サービス提供時間帯

データ管理
-バックアップ方法、バックアップデータの保存先、データ消去の要件等

セキュリティ
-アプリケーションの第三者評価、情報取扱者の制限、情報取扱環境、通信の暗号化レベル等

SLMは、業務改革プロジェクトチームと定期的な会議を開催してITサービスやITサービス利活用状況を確認し、合意します。

SLMの分析結果を踏まえ、SLM自身の改善策も検討し、改善策としてまとめ、「ITサービスレベル評価報告書」を作成します。

ITサービスレベル評価報告書の作成後、IT戦略プロセスへ報告し、本プロジェクトを終了します。

これで、IT経営実現領域のご紹介は終了となります。

次回は、IT経営共通領域について書いていきます。

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