ただ、思いを書き殴っただけ

私が好きになった人が悲しかったり辛かったりするのが辛い。

そんな気持ちになる度に世の中の不条理を呪って呪って真っ黒な気持ちになる。

何故私の大好きな人たちがこんなに苦しい思いをしなければいけないのか。

頭に痛みが走るほど、息が苦しくなるほど、そんなことを考えずにはいられなくなる。

いつも明るくて素敵な友達が「死にたい」と漏らした。

その人は私にとって憧れでカッコよくて、そんな言葉が溢れるなんて夢のようで、驚きで。

だから余計に苦しくなった。

違う友達は薬を飲みながらも頑張って仕事して生きている。

友達は頑張ってるのに何もできずに臆病な自分が嫌になる。大嫌いになる。

とても優しいその友達が「死にたい」と溢した。

胸が苦しくなって涙が出た。

みんな苦しんでる。なんで。なんで。

なんでこんなにも苦しいの。

喜んでも、悲しんでも、怒っても涙は出る。

「涙脆い」なんて言われて怒られたことも何度だってある。

なんで泣いてるのか自分でもよくわからない。ただ感情の波が押し寄せていろんなものを一気に運んでくるものだから、この気持ちをうまく言葉にすることができないんだ。

好きに表現を許してもらえるのなら、色で言わせて欲しい。

人にはよくイメージカラーがあるように、言葉や感情や物が私には色で見えるのだ。

もっというと、言葉は脳内で写真に変換される。

だからなにもかも言葉にうまくできなくて昔から怒られるばかりだった。

どうか怒らないで聴いて欲しい。少しだけ私に時間を与えて欲しい。ほんの少しでいいから、一息だけで良いから。ワンテンポ遅れても怒らないで待ってほしい。

この世界は生きづらいね。

息苦しいね。

モヤはいつか晴れるのかな。

なんて伝えれば良いかわからない。

私にはきっと力なんてない。

だけど、私に出会ってくれたすべての人がどうか幸せでありますように。

どうか笑顔になりますように。

強く強く願う。