これ以上1ミリだって近づけない
4月某日
母娘で髪を切りに行く。
結婚前からお世話になっている美容師さんは私の面倒くさがり度を熟知しているので、
「どうします?」
「いつも通り。さっぱりさせてください」
という、まるで散髪屋に来たオッサンようなやり取りで事足りる。
しかし、アラフィフの私はともかく、花もはじらう女子高生(ムスメ)も同じやり取りなのは、いかがなものか……。
今回、ムスメの髪を修学旅行に合わせて短めにして貰った結果、母娘でほぼ同じ髪型になってしまった。
私とムスメの顔はもともとたいへんよく似ており、ムスメのクラスメイトから「コピペやん!」と言われている。
漫画や小説のヒロインが、若くして亡くなった母親を知る人たちから「お母様に生きうつし!」と言われるやつがあるけれど、あのレベルにそっくりなのだ。
もう何年も前から、これ以上1ミリだって近づけないくらい似ているのに、久しぶりに会う友人知人からは「ムスメちゃん、ますますママに似てきたね」と言われる。ミクロの単位で???
今回、髪型まで同じになって、完全に一致。
帰り道、すれ違う人達に二度見された。(それくらい、そっくりなのだ。)
嗚呼、今週ある参観日に行きづらいぃぃ。
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