イギリスへと飛び立ってから間もなく一週間。
今回は、渡航先として選んだマンチェスターについての理解を深めるため、街の特徴について雑記のようにまとめてみようと思う。
なお、渡航の経緯や渡航までの準備については以下の記事をご覧ください!
マンチェスターという街について
着いた時に感じた自分なりの印象を大切にしたいので、最初からどんな街かは調べず、しばらくぷらぷらと歩いてみた。
建物の様式は、ザ・ヨーロッパといったところ。到着したのは土曜日のお昼だったため、マンチェスターの中心部の人通りはまばら。
すれ違う人や、バスを待っている人を観察してみると、様々な人種、国籍の人が多い印象。
4月時点でも肌寒く、日によっては冬並みに寒い。さらに雨がやたらと多く、ここ一週間はほぼ毎日雨が降っていた。
中心部はだいぶ街として発展している印象だが、少し離れると、ヨーロッパらしいのどかな景色が広がっている。
治安については、アメリカほど危険な感じはしないし、街中におかしな人がいるわけでもない。
警戒していればスリなどに合う可能性はそこまで高くなさそうだ。(あくまでも自分の感覚です)
色々な国の料理を食べられる屋台などもあり、店員さんたちはオープンで温かい。
街の空気も澄んでいるように感じる。
とまぁこうした自分の第一印象を大切にしつつ、基本情報についてAIに聞いて調べてみた。回答は以下のようなもの。
最初に感じた印象と近しい結果も出てきており、実体験を元に理解が深まったように思う。
多様性があり、違う国から来た人に寛容な印象は確かにある。自分が一人で街にポツンといても、受け入れてもらえているような感覚を持った。
他の国で例えるなら、昨年夏に渡航したバンクーバーに近い。以下は、バンクーバーに行った時の様子。
では、実際どのくらい多様性があるのか、具体的な数値をAIに聞いてみたところ、以下のような結果となった。
これは10年以上の前のデータなので、その後割合がどうなっていったかAIに聞いてみた。
なお、少し古い記事だが、移民の増加や移民政策については以下の記事に記載があった。
参照:英国におけるエスニック・マイノリティ施策 ―多文化共生の観点から見た英国の取り組み- (財)自治体国際化協会 CLAIR REPORT NUMBER 307 (Aug 24, 2007)
上記のPDFの簡単な要約はこちら。
移民政策は、移民の増加→規制→緩和や移民の増加→規制など、行ったり来たりしている印象。
社会情勢や経済状況、イギリス国内で起きた事件なども、移民政策の変化に大きく関係している。
直近はコロナもあり、人々の移動が制限されていたのだが、今年からビザの定員が増え、自分も渡航のチャンスを手に入れることができたのだ。
ちなみに、マンチェスターを本拠地とするフットボールチーム、マンチェスター・ユナイテッドとマンチェスターシティの2023-24シーズンの選手登録データを見ると、以下の国籍の選手が在籍している。
Manchester City FC - Official Website of Man City F.C.
ヨーロッパを代表するビッククラブということもあり、両チーム共に世界中から選手が集まってきている。
スポーツチームやそれぞれの国の代表選手の様相を見ると、その国らしさ、その国の多様性を感じ取れるのがスポーツの面白いところだ。
さらに、中心地から南に行くと、マンチェスター大学があり、沢山の学生を見かける。学生も世界各国から集まっているようで、多様性のある街を形作る大きな要因となっているのだろう。
学生街は緑も豊かだ。
なお、イギリスは日本ほどではないが、少子高齢化になりつつある。日本と異なる点は、こうした移民政策などもあり、人口が増加していること。
労働力が不足し、少子高齢化が進む現在の日本。新しいテクノロジーが日本の労働力不足の解消に一役買ってくれるという意見もある。
ただ、もし移民を積極的に受け入れるようになっていく場合、同じ島国であるイギリスの取り組みや街の様子は、未来の日本の参考になるのかもしれないなと感じる。
産業革命の面影を町並みに残しつつ、現代的なビジネスマンが颯爽と歩いているマンチェスターの景色を眺めながら、そんな空想に耽っていた。
このようにマンチェスターの多様性について色々と調べてみたのだが、もう一つ特に疑問に感じていたことがある。
それは、なぜこんなに毎日雨が降るのかということだ。こればっかりはまだ本当に慣れない。。
この件についてもAIに聞いてみた。
このような結果になった。では、この雨の多さが世界的に見てどれくらいなのかというと、
意外にも、降水量自体は世界的に見てもめちゃくちゃ多いわけではなかった。特徴として、しとしとと長く降ること、定期的に降ることが挙げられるそうで、確かにそうだと実体験を元に感じた。
なお、西岸海洋性気候についてもう少し詳しく調べると
このように、第一印象として五感で感じたことが、知識として裏付けられ、定着した感じがある。この学びのプロセスは探究的だなぁと思う。(前職がそういった仕事だったため)
ここまで色々街の特徴などについて書いてきたのだが、最後に言及したいのは、やはりサッカーの文化についてだ。
マンチェスターと言えばやはりサッカーでしょ!!(完全に個人的な趣味)
先ほど書いたように、世界的に有名なビッククラブが二つあるのだが、現地に来てみないとその熱気は伝わらない。
街の中には至る所にスポーツパブがあり、出会う人とサッカーの話をすれば多くの場合打ち解けることができる笑
到着した翌日、日本人選手も所属するリバプールと、マンチェスターユナイテッドが試合をすることを知り、この機会は逃せないと観戦しにいくことを決めた。
そのお話は、次回へ続く。