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七月の星々(140字小説コンテスト第2期)応募作 part1

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月ごとに定められた文字を使った140字小説コンテスト。

今月の文字は「放」。

7月31日までご応募受付中です!
(応募方法や賞品、過去のコンテストなどは下記をご覧ください)

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応募作(7月1日〜5日・投稿順)

だい(サイトからの投稿)
放心状態だ。まさか自分がこんなことになるとは。予兆は全くなかった。あらかじめ準備もしたはずだった。
何度か繰り返すものの、明らかに拒否されている。異常を知らせる機械音が周囲に鳴り響いている。
アイルビーバック。
心の中で後方に謝罪しつつ、チャージするため、精算機に向かった。

nagomidori(サイトからの投稿)
「久しぶり。」お互いに微笑み合う二人。星が放つ光に照らされて、二人は再び出逢う。「どこにいたの。」「ずっと側にいたよ、あの日から。」「会いたかった。ずっと会いたかった。」抱きしめようとしても彼には触れられない。天の川の下、星光の放つ光によって二人は出逢う。七夕の日、星光の悪戯。

nagomidori(サイトからの投稿)
鞘から切先が放たれる。空気が揺れる。風が唸る。両者の放つ殺気が舞う。お互い敵の間合いだ。鞘を引け。呼吸を止めるな。切先が敵の左米神に入る。そのまま刀は右顎まで走る。項垂れる敵。敵は右手に刀を持っていなかった。「何故だ。」「俺に友は斬れん。」最後まで奴が寝返った理由が解らなかった。

nagomidori(サイトからの投稿)
「どうやって幸せになるんだろ。」胸から光が放たれる。小人が現れた。「笑顔と"ありがとう"!あと何かに夢中になること!これで幸せになれるよ!」小人が言葉を放つ。「ボクは神様の化身だからね。皆の心の中に必ずいるよ!」小人は再び私の胸の中にすぅっと消えた。そうか、私はもう幸せだった。

nagomidori(サイトからの投稿)
「久しぶり。」お互いに微笑み合う二人。星が放つ光に照らされて、二人は再び出逢う。「どこにいたの。」「ずっと側にいたよ、あの日から。」「会いたかった。ずっと会いたかった。」抱きしめようとしても彼には触れられない。天の川の下、星の放つ光によって二人は出逢う。七夕の日、星光の悪戯。

nagomidori(サイトからの投稿)
「自分を開放しろ。」「怖いよ。」「何が怖い?」「分からない。どうしようもなく怖いんだ。」「自分らしく生きろ。思うままに進め。」「思うままに?」「そう心のままに。飛び立て。」声は途絶えた。好奇心が恐怖に勝った瞬間、彼は覚悟を決めた。暗闇に光が差す。殻を破る。彼はこの世に生を受けた。

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