マザコンの現実逃避「あなたの頬のクッションは」

ねえかあさん 

あなたの頬との出会いはいつだったで

しょうか。

頬に滴る涙をいままでわたしは何粒

知っているでしょうか。

たぶんほとんど知らないでしょう

わたしは遠く離れていても、

あなたの頬を求めています、感じています。 

さあ、どうしたら、その頬を手に入れること

ができるでしょうか。


この前あなたの夢をみました

私は思わず自分の頬を、あなたの頬に

くっつけて、夢の中でも現実以上に

あなたの頬のクッションを、感じることが

できました。

あなたは今まで私から、

あなたの頬のクッションを、

取り上げることは一度もありませんでしたね。

今は自分から、離れてしまいました。

いますぐそのクッションのもとに

帰りたいと思います。

いいえ わたしはいつでもあなたの頬の

クッションが、いつも柔らかく 

膨らんでいられるように、

あなたがいつでも微笑んでいられるように、

どこにいてもあなたを応援したいと

おもいます。


あなたの頬のクッションで 

今日もすやすや寝るのでしょう

おやすみなさい 

愛するははのほほの笑みよ、

いまいずこ

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