見出し画像

ケシは気が長い。いちどアヘンを飲んだ物はまた飲むはずだ。アヘンは待つ事を知っている。

おはようございます。
すずしゃちょうです。

今回はアヘン戦争の本の要約です。

実録アヘン戦争

著 陳 舜臣

中央文庫
571円+税
285ページ

#読了 #2020年29冊目
#歴史 #アヘン戦争
——————————————
■著者
作家
1924~2015
——————————————
■内容
あまり日本の教科書では語られない
アヘン戦争の事が細かく
書いてある一冊
——————————————
■感想
その時支配している民族が違えど
唯一歴史上2回天下を取った国は
中国だた一つ。そして今回
3度目の天下を取ろうとしている。
中国は日本に対して、日清戦争、日中戦争の
事を批判している。しかしもっと不義理な
アヘン戦争をイギリスに対して批判している
のは見た事がない。
中国がアヘン戦争の事をイギリスに
追求し始めた時、3度目の天下を
本気で取りに行く時ではないかと思っている。
——————————————
■要約
——————————————
■アヘン戦争の時代背景
・イギリスが遠征軍を送ったのが1840年
・中国は清時代(満州族)

■清国とイギリスの貿易
・西側(イギリス)に東側(中国)のお茶が流行
・しかしイギリスから中国に輸出するものがなかった
┗イギリス側はインドで精製したアヘンを輸出することによりアンバランスな
貿易を正常化しようとした
●そのイギリスの作戦は成功しすぎた
┣茶葉の額よりもアヘンの額の方が遥かにおおくなった
┗茶の輸出だけでは足りなくなり、大量の銀を充てなければいけなくなった

■日本がアヘンの侵入を防げたの鎖国をしていたのと
幕末という民族の青春期だったから

■アヘンは東洋人の体質に合っていた
・西洋人はアルコール
┗陽気で騒がしい
・東洋人はアヘン
┗静かで受動的で瞑想的

■アヘンで銀が流出しすぎてアヘンを禁止した
・しかしアヘンは密輸でどんどん入ってきていた
┗アヘンが社会問題になったのは銀の大量流出が続いたため
銀河高騰し、人民が税金を払えなくなった

■皇帝はアヘンの禁止を強くしてアヘン狩りを開始
┣銀が流出して自分が倹約せざる得なくなったため
┣アヘンを吸っている連中を見せしめのために槍玉にあげた
┗アヘンの販売者(外人)も強く取り締まった
┗アヘン戦争はここで点火された

■堅艦巨砲のイギリス軍にとって清軍は赤ん坊のようなもの
・敗国の清はアヘンの代価を払わされ、香港を取られた
アヘン戦争はイギリスの不義の戦争である

■林則徐
・アヘン戦争の時に活躍した清国の英雄
——————————————


#陳舜臣
#実録アヘン戦争
#中央文庫
#アウトプット #インプット
#読了 #本好きな人と繋がりたい
#読書好きな人と繋がりたい #読書好き
#読書日記 #読書ノート

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?