「高貴な実験」は失敗だったのか?
おはようございます。
すずしゃちょうです。
今回は禁酒法の本の要約です。
禁酒法
「酒のない社会」の実験
著 岡本 勝
講談社現代新書
650円+税
215ページ
#読了 #2020年35冊目
#禁酒法
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■著者
広島大学総合科学部助教授
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■内容
禁酒法というアメリカの
14年にも及ぶ社会実験が
書いてある
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■感想
時代が大恐慌と重なり、
施行した大統領がフーヴァーで
廃止したのがローズヴェルト。
急激に肥大化したアメリカは
どこに向かえば良いのか
分からなかったもしれない。
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■要約
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■1920年1月17日のアメリカ
・合衆国憲法修正第18条
┣酒類の製造、販売、運搬等を禁止する法案
┗密造酒を買って飲むのは違法ではない
●1933年12月5日に及ぶ「禁酒法の時代」およそ14年間
■アメリカの文化背景
・ジャズエイジと呼ばれ、ジャズを聴き踊った
・大量生産、大量消費の現代アメリカ社会の出現
・女性に参政権の付与が与えられ、貞節と上品さを求めた
ヴィクトリア時代の女性像は破壊され、コルセットを脱ぎ
濃い化粧をし肌を露出する現代娘が出現
●禁酒法を皮肉で「高貴な実験」と呼び始めた
■ドライ派
・禁酒法を支持する人
■ウェット派
・禁酒法を反対する人
■密輸、密造、もぐり酒場
・ほとんどの人が飲酒をした
■ブートレガー
・密造、密売業者の大きな組織のリーダーはブートレガーと呼ばれた
・有名なブートレガー、アルカポネ
■禁酒法とは何だったのか
・産業革命が始まったアメリカは改革の時期。
素面の方が企業家は生産性を図れると思った
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