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読書感想文

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読書の感想を書いた記事のまとめ。
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2022年7月の記事一覧

003 | 生きてさえいれば

003 | 生きてさえいれば

本当にいい本だった。間違いなく、私の中の印象深い本のうちの一冊となるだろう。
銀河鉄道の夜の「ほんとうの幸」という単語が度々出てくるのだが、それとともに思い出すのは銀河鉄道の夜のこの一節。

この本の最後の方で、主人公の姉が言う台詞は、著者の上記の一節の解釈なのかな、とそう感じた。

この本の著者の方は、『余命10年』という、フィクションでありながら自己の体験をもとにした本を書かれた後亡くなってお

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002 | ツバキ文具店/キラキラ共和国

002 | ツバキ文具店/キラキラ共和国

ツバキ文具店、キラキラ共和国(ともに小川糸著)

この本はインスタのフォロワーさんがストーリーにあげていて、ずっと気になってたのを最近購入して読んだもの。フォロワーさんに感謝。

話の内容としては、代書屋を営む主人公が、代書の仕事やご近所さんとの付き合いを通して成長していく話。人も語り口もとってもあたたかくてほっこりした。鎌倉が舞台で、この2冊を読んだ後には鎌倉に行きたくなること間違いなし。

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001 | 推し、燃ゆ【ネタバレあり】

001 | 推し、燃ゆ【ネタバレあり】

推し、燃ゆを読んだ。圧倒された。推しが「背骨」であるという表現は言い得て妙だなと思った。
ここまで人を推せるのは、その人の強みになると思う。

主人公あかりちゃんは自分自身の生活はままらないけど、推しを推すことによって背骨が入り、そのことになら熱量を注げる。「推し」というのは宗教にも似た存在なのだなぁと思う。

一方、あかりちゃんが病院で診断され、普通じゃない、と言っても家族が「またそのせいにする

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