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【馬と人の関係】「優しさ」の感覚

タロウ(対州馬15歳)とルーカス(中間種18歳)という2頭の馬とホースハーモニーをすると、人馬相互の「優しさ」を実感することができます。

「優しい」とは
まず一つめは、静かなこと。
二つめは、穏やかなこと。
三つめは、温かなこと。

引用:ホースハーモニー読本(©葉山ハーモニーガーデン)

つまり、目的語をともなった「誰かに対しての優しさ」ではなく、自分自身の「状態」のことです。

「優しい」状態には、
性別、年齢、職業、経験、
障がいの有無、性格などに関係なく、
誰でもすぐになれます。

誰でも、いつでも、今この時に「優しい」状態になることができます。

その「鍵」は、
生命を維持していく上で、とても重要な機能である「肺呼吸」です。
消化器・循環器系の自律神経の営みはオートマチックが主体ですが、
その中で肺呼吸だけはマニュアルモードがあります。


マニュアルとオートマの相互のバランスが取れたときに感じられる安心感。

日常生活の上で分離しがちな、思考と心と体が一致した時に感じる安心感。

自分が今、優しい状態であるという感覚は、この安心感とペアです。

静かに「呼吸」をしながら、タロウさんとルーカスのとても小さな反応に、一つ一つ気づき、感じているうちに、その感覚が「実感」となってきます。

その時々の人の心理状態をお見通しで、受け入れて、そして寄り添い、共にいてくれるタロウさんとルーカスとのハーモニーが、人に「優しさ」というものを思い出させてくれます。

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