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【馬との会話】ホースハーモニー

ホースハーモニー(Horse harmony)とは、
ヒトが意識して呼吸を行い、心と体と頭を一致させることで、ウマと調和し、ウマとヒトが心を通わせる技術のことです。
(株式会社葉山ハーモニーガーデンのオリジナルメソッド)

呼吸法、身のこなし方、ヨガ、内観法、自律神経、感情とホルモン分泌、教育学、動物行動学、精神医学、心理学、獣医学・・・。あらゆる自然科学にそのヒントがあります。

その方法は、
1 五感を研ぎ澄まして馬を「観察」すること。
静かに呼吸し、心を静めます。そして眼を緩めて静かに全体と一点を囚われることなく見る、視る、観る。
同様に眼はそのままにして、耳の力を抜き、周囲の音、馬の息吹を聴きます。
静かに五感を使って観察します。
先入観や不安があると、例えば、眼球を通して視神経に光景が映っていても、見落としがあり、心が見たいと思っていることしか見えません。(認識されません。)

2 心静かに馬を「感じる」こと。
眼に入ってきたもの、耳に聞こえてきたこと、手で触った感触など五感から入力されるあらゆることを、心静かにありのままに受け止めます。
馬の息吹、体毛の柔らかさ… この時点では、ただありのままを感じるだけ。

3 馬の心を「察する」。
心が静かになったときに、自分の思い込みや、自分が安心したい方向に察するのではなく、そのとき自分が感じていることを「信じる」こと。


生まれたばかりの赤ちゃんと接するお母さんは、ここまでのプロセスを無意識に正確にやっています。
たとえ上にお姉ちゃんやお兄ちゃんがいて、そっちの方にも手がかかっても、それでも、赤ちゃんに向かい合っている間は、このプロセスがきちんと行われています。

引用:ホースハーモニー読本(©株式会社葉山ハーモニーガーデン)

観察し、感じたことから、察するに至る過程で最も大切なことは、自分の思い込みや、自分が安心したい方向、楽な方向、安易な方向に察する自分に「気づく」ことが大切です。

馬は自分の心に嘘をつくということがありませんので、馬の今、この瞬間、ありのままが馬の心です。そして、馬はそれを隠しません。
それを人の心が見逃すことがあると、さびしいです。
自分の心の状態を一旦横において、馬主体に馬の状態を察するために必要なこと。
それは、意識して行う「呼吸」です。
この呼吸が、五感を通じて観察し、感じたことの中の真実を見せてくれます。それが「察する」ということです。

4 馬に自分の気持ちを「伝える」こと。
1から4の過程で見えてきた馬の心に、人が自分の心を伝えるときは、
「馬と人の関係 繊細さと柔らかさ、そして静けさ」の「伝える」と、
「馬と人の関係 心はあるけど無言でいること」に書いた呼吸をしながら
馬語(ボディランゲージ)で伝えることが大切です。

馬のボディランゲージ、これは観察していればすぐにいろいろとわかります。馬は結構おしゃべりです。(^^♪

でも、TOEICやTOEFLのスコアの高低と、英語を駆使して信頼関係を築けるか否かは多少異なるのと同じです。
英語も馬語も、知らないよりは知っていたほうが、コミュニケーションが楽です。

でもいくら馬語(馬のボディランゲージ)を知っているからと言って、馬との信頼関係を構築していけるか否かは、おそらく別の話です。
馬語によるリスニングとスピーキングは、静かに人の心と体が一致したときしか成立しません。

私たち人間の得意技、それは自分に対して、ごまかす、忘れる、嘘をつく。
これが馬には通じません。
「馬と人の関係 一つだけ確かなこと」でも書きましたが、馬の優しさを知ることで、自分に嘘をつく必要がなくなります。
馬に「伝える」とは、自分に正直になって、馬を信頼して、馬語で話すこと。そして、いくらでも挑戦して試行錯誤を繰り返し、どこまでも深めていけるということが楽しいことです。

ホースハーモニー



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