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「他者との違い」をリスペクトしないことが、いかに愚かなことか


日本の分子生物学者である、村上 和雄博士の「生命の暗号」の中に、次のような文章があります。

驚異的なのは、これら遺伝子の構造と原理は、すべての生物に共通してい
ることです。
現在、地球上には二百万種以上の生物がいるといわれていますが、カビも大腸菌も植物も動物も人間もすべて同じ原理。
ということは、あらゆる生物が同じ起源をもつことを示しているように思われます。

「生命の暗号」村上 和雄

目が青かろうが、肌が褐色だろうが、何の宗教を信じてようが、人間なんて遠からず、「全て親戚」のようなものなんですね。

街を歩いている人だって、親戚のおっちゃんや、おばちゃんだと想像すると、なんだか憎めません。

ベジタリアンだからと言ってる人も、同じ生物である植物は食してるのであって、自分と違う人を無差別に非難するのは、いかがなものかと思います。

我々はどんなに頑張って進化?しても、生命の素を生み出すことはできません。

その素である何かをリスペクトするならば、共存する生命を軽視し、違いを非難することなんて、愚かなことだとわかるでしょう。



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