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少しラクに生きるためのヒント

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#学校

「いい学校」の条件とは

①自分ひとりで学ぶ環境と時間帯が保証されている ②座学と並行して、同等かそれ以上の自分の興味関心をベースにしたソリューション力を発揮できる学習体系が保証されている ③「仲間との遊び」が構築できる交流の場と雰囲気及びプログラムを持っている *** まず基本として、「児童扱い」「生徒扱い」といった差別的な扱いをされず、「生命ある存在」として尊重されることがあってのことだが、現在も尚、その基本が確立されているとは言い難い。 何より学校はポジティブな意味で「自由」でなければ

子どもが「学校(保育園・幼稚園)へ行きたくない」と言った時に

子どもが「学校(保育園・幼稚園)へ行きたくない」と言った時に、どうすればいいのか。 ①「子どもあつかい」をしないこと ②人格のある人間として尊重すること ③子どもに興味を持ち続けること ④①~③について、自分に原因を探してみること 誤解の無いように注釈をつけます。 ①に関して、「行かなければならないんだよ!」と問答無用で、登校・登園を促すことも、「行きたくないなら、いいんだよ」とすぐに肯定してやることも、「学校が悪いよ。他の子が悪いよ」とすぐに結論づけることも、全

親、特に母親が好きすぎて、不登校をするケースもある

かつて教師をしていた時代の、生徒のSNSを時々見ることがある。結婚してお母さんとなり、立派にやっている。 世の中の物事に対する価値観もしっかりしており、好感が持てる。 昨日のSNSを見ると、小学一年生くらいの娘さんが「学校へ行きたくない」と言い、一日母親と彼女が開催するヨガ教室へ参加したとのこと。 学校に対する連絡は、「学校へ行きたくない」というもので、学校側では「不登校の始まり?」と大いに警戒するところなのだが、母親の方はいたってケロッとしている。 このケースは、あき

「働く」の原点は、「自分に向いている仕事(会社等)を探すこと」ではなく、「物事を解決に導くソリューション力を発揮すること」 ①なぜソリューション力なのか?

もう少し言い換えると、「働く」の原点は、「自分に向いている仕事や職業を見つけること」ではなく、「社会に溢れている大小様々な問題などを解決に導くソリューション力を発揮すること」だが、残念ながら、こういった力は現在までの学校では、ほぼ養成されることは無い。 もっと端的に言うならば、子どもは物心ついて、数年のうちに、「なりたい職業」なんて、なれるわけがないし、そんなのがやっていける程あまくないということを悟ってしまうのだ。 保育園の年中さんで「花屋さんになりたい!」と言っていた

そもそも日本以外の国では、不登校という概念がそんなに無いし、深刻な問題ではない

そもそも、このnoteだって、「こう書かなきゃならん」とか、「こんな風に書いたらマズい」なんてことはありません。 倫理的、道徳的な問題がなけりれば、好きなすればいいでしょう。 でも、日本人はすぐ、「他から、どう見られているか」を気にしますね。また、とやかく言うところがありますね。 前置きはさておき。 「牢獄?」のような田舎の高校暮らしから、北関東の教員養成大学にやっとこさ進学して、再び落ちこぼれ、自主ゼミナールで出会ったのが、オルタナティブ(別の道、やり方)教育学、あるいは

学力を上げる方法 / 資格試験をクリアする方法

まず保護者や教師を中心に「学力」と呼んでいるものは、真の学力というよりは、質的に 「復元力」というものに近いのではないかと考えます。 復元力をわかりやすく言い換えれば、 『パズルを解く力』ということかもしれません。 たとえば、代表的なパズルの一種である「知恵の輪」は、外し方がわからないと、へたすると永遠に外せませんが、一度外し方を学習すると、もう興味を失うくらい簡単に外せるようになってしまいます。 だから、学習面において、この法則を利用しない手はないのです。 多くの入

私の教師論 ~ 教師はアメフトのQBのようであれ!

QB=クォーター・バック、チームの司令塔です。 ☆ QBは、どんな試合状況においても、その状況、チーム・メンバーにとって最適なプレーを無数にあるプレーの中から瞬時に選び、それにトライします。 ☆ QBは、外側から、上からではなく、輪の中の同じ目線の中から、的確な指示を出します。 ☆ QBは、どんなに敗色の濃い、沈んだ状況においても、全体を鼓舞するべく明るく大きな声でムードをつくります。 ☆ QBは、全体を見ながらも、ひとりひとりのプレイヤーに目線を配ります。 ☆ Q