【いま殺りにいきます2】平山夢明 読書記録
おはようございます。こんにちは。こんばんは。
ホラー小説愛好家です。
今回もまた平山夢明作品です。巷では、「ハムスターおじさん」って呼ばれてるとか呼ばれてないとかw
取り敢えず、概要から
何故この作品がこのミス大賞なのか。うーん。
どれもこれも、犯人は分かっていないモノばかり。
こんな書き出しだが、面白かった。平山作品と言えば、「科学では証明できない恐怖」について描かれる事が多いが、今回の作品の犯人は全て人間、それも男である(霊の仕業だったらすみません)。
どれをとっても残虐極まりないモノばかり。
同じ男として恥ずかしい。
しかし、あとがきにて先生本人が【みなさん、殺り男に気づいていますか?】というものを残している。これがまた、的を射ていて納得してしまった。
要約すると「殺り男は逃げることは二の次三の次、あなたやあなたの周囲の生活を破壊することが第一目標。主成分は負け犬根性」
皆さんの周りにも、この体質に該当しそうな人は居ないだろうか?
昨今では、女性による事件も多発している。なので、皆さん(マッチョな方等を含む)も気を付けたほうが良いだろう。念には念を。危機感を持って生活しよう。
読了日2023/6/4
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