阪神淡路大震災は予知できたのか?〜1995年1月新月図より検証してみた〜

毎日投稿250日目。今日は昨日の記事に関連して、阪神淡路大震災を直前の新月・満月図から予想できたかということについて触れてみようと思います。厳密には、直前の新月・満月図は、1995年1月17日午前5時25分の満月図ですが、震災発生の20分前とあまりにも直前ですので、その一つ前の新月図を読んでいくことにします。

◆ 1995年1月新月図を読んでみた

阪神淡路大震災直前の新月・満月図は、1995年1月1日19時56分です。

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まず特徴的なのは、5ハウス山羊座に天体が集中していることです。新月も5ハウスで起こっています。マンデン占星術で5ハウスは「娯楽、証券取引」を示すハウスですので、悪い意味での解釈は通常しないです。

一番気になるところとして、4ハウス蠍座冥王星(黄緑色の丸で囲んだ♇マークの天体)と10ハウス牡牛座の月の遠地点リリス(赤丸で囲んだ天体)がタイトにオポジションです。冥王星と月の遠地点リリスがオポジションですと、リリスが表す「秘められた衝動」が「0か100か、極端」を表す冥王星によって最大化されてしまうので、極端な変化が起こりやすいと言えます。

リリスが位置する10ハウスは「政府、与党、国会」を示すハウス、冥王星が位置する4ハウスは「土地、家、不動産」を示すハウスです。リリスと冥王星が反目しあっている中で、冥王星によって引き起こされた劇的な変化(=地震)が、リリスが位置する10ハウスにおいて、政治的な未熟さとして悪く目立つ結果となりました。

詳細は記しませんが、当時の政府の震災対応には未熟な点があり、大きな批判を浴びました。2021年現在と比べて、日本人が大規模な災害に対して危機感を持っておらず、個人での備えや行政においての具体的な対策が不十分だったのも一因でしょう。

◆衝撃のアストロマップ

アストロマップを出してみましたら、震源地付近をドラゴンヘッドとICが合となるラインが通っています。ドラゴンヘッドは「前世から持ち越された今生での課題」を表すポイントで、ICは「生活基盤、精神世界」を表すアングルです。ドラゴンヘッドとICが重なると、内向きな精神的な世界の充実が今生での課題となってしまうので、表に打ち出していくイメージは受けないです。

「ドラゴンヘッドとICの合」のラインが地震の震源とどのように関係があるかと聞かれると難しいですが、日本人の精神的な価値観の変容に繋がるような出来事が、地震として現れてしまったと言うほうが正確かもしれません。私はまだ幼少期だったので当時の空気感は分かりませんが、バブル経済のムードは、1995年1月の阪神淡路大震災の発生で完全に終焉したはずです。

マンデン占星術におけるドラゴンヘッドの解釈は、私の中ではまだ未知数です。

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一分前(=19時55分)のアストロマップです。「ドラゴンヘッドとICの合」のラインが、ちょうど神戸市の真上を通っています。

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◆最後に

近日中に、2021年の毎月の新月・満月図のアストロマップから導き出した、地震などの災害が起こりやすそうな時期と地域を予想した記事を公開する予定です。

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