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チェ・ミンシクが悪カッコいい主人公を演じる配信作品「カジノ」

最近主人公がかっこいい映画ばかり観ていたので、Disney+配信ドラマ「カジノ」を観て、ちょっとホッとしたところがある。

主人公チャ・ムシクを演じるのは、韓国を代表する俳優チェ・ミンシク。

ギャンブルで身を滅ぼしそうになった彼は、ギャンブルで身を立て直す。ほとんどギャングの一党となった組織を束ねるボスとして、その恰幅と雰囲気はなかなか迫力がある。

どんな脅しにも乗らず、権力を握り始めると、逆に、脅しを含めたあらゆる手段で金を稼いでいく。その姿は悪カッコいい部分もありつつ、どこか滑稽でもある。サスペンスの要素もあるが、どこかコメディタッチに描かれることもある作品。シーズン1まで観て、いよいよシーズン2に突入したところだ。

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ちなみに本作を観るきっかけになったのは、「恋愛の抜けたロマンス」のソン・ソック。正義感が強く、任務に忠実。

シーズン1の最後では、そんな彼が、自ら「危うい」場面に身を置く姿が描かれる。その辺りも今後の見どころになり、楽しみでならない。

韓国作品は、映画もドラマもどこか振り切っているのが楽しい。(インド映画「RRR」ほどは振り切っていない、そのバランス感も好きだ)

僕はギャンブルはやらないけれど、ギャンブルの怖さや虚像としてのワクワク感を体感できるのも、なかなか面白い。

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ほりそう / 堀 聡太
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