39歳の抱負

2023年10月26日 10:47

日々の喧騒に追われて、39歳の誕生日があっという間に過ぎてしまった。

もともと30代になってからは、1歳ごとの誕生日に対して特別な感慨を抱かなくなっていた。でも、それって「もったいない」ことだ。節目というのは、日々訪れるものではない。過去を振り返り、未来を想像するなんていう贅沢な思考は、節目ごとに行なった方が人生豊かになるんじゃないかと思い直した。

ということで（そして思うことあって）、39歳の抱負をいくつか立ててみる。なるべく具体的に、SMARTの目標設定を意識しながら。

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■会社のキャッシュを増やす

3期目に入った株式会社TOITOITO。まだまだ自転車操業に近い形で経営を続けている。売上増は当然の目標だが、より具体的に2ヶ月分のキャッシュ確保を目標に挙げた。

つい先日、肋骨を骨折した。仕事のペースが上がらなくて困っているが、これが別の大怪我や病気だったとしたら1〜2週間の休業では済まない。それはそれでリスクヘッジの方策を考える必要はあるが、何はどうであれキャッシュは力強い味方になる。理想は3ヶ月だが、3期目では2ヶ月分のキャッシュ確保を目標にする。

なんやかんや計算すると、3期目の目標売上は2期目の倍になる。

もともと今期は1.5倍程度の売上を見込んでいたが、さらにジャンプアップした目標を掲げることになった。

高ければ高い壁の方が登ったとき気持ちが良い……。なんて感傷に浸れるイメージはないけれど、4期目以降（40歳以降）の仕事も想定しつつ、現状を打破する一年になれたらと思う。

2期目に、映画テキストサイト「osanai」の運営、長野県富士見町での映画上映会の開催を経験した。僕自身はシネフィルとは言い難いけれど、映画をもとに色々な仕事をしていける自信がついた。

新たな映画上映会の開催や、映画パンフレット制作、映画作品の広報・マーケティングなど、できることは結構ある。

「映画を絡めた企画をやってみたいな。そうだ、堀（TOITOITO）に相談してみよう」と思ってもらえるような一年にしたい。

実験的に、noteでも何か面白い情報発信を試みたい。

「おや？」と思ってもらえるような企画で、映画の面白さを広げるようなアクションをしていきたい。

この目標は、①打席に立つ（プロセス）、②ヒットを打つ（結果）のふたつに分解できる。ヒットを打てるかは外的要因も関わるが、まずは努力次第でできる「打席に立つ」のプロセス遂行にこだわりたい。

ライターを経験した方のアウトプットのひとつとして、「教える」というアクションがある。だが、そこは僕にはまだまだ早いというか、大したバリューを発揮できないと感じている。

僕に必要なのは、自らの書くスキルや知見を高めていくことだ。そのためにジャンルや内容にこだわらず、バリエーションを増やすためのアクションをしていかなければならない。「お金」でなく「経験」を、そんな意味でコンテストやコンクールにチャレンジできたらと。

僕は昔から指示されるのが苦手で、自分の意思で決めることにこだわってきた。（もちろん指示されることもあるけれど、納得度が低い状態で進めてしまうとアウトプットが極端に低くなります）

だが、息子とのコミュニケーションで、わりとマイクロマネジメント的な指示が多くなっているのに気付いてしまい。

「朝、起きて！」「早く出発するよ！」「おもちゃ片付けて！」「もう寝る時間だよ！」などなど。結果的に親の想定通り動いてくれたとしても、それって「親に言われたから」という行動パターンなわけで。それを今年は止めることにした。

まずは本人たちとの対話を心掛けることにしたい。

特に5歳の長男は「自分で決める」ということができるようになっているので、本人と話し合って「これは自分でやってみようか」というのを双方合意のうえで判断してもらおうと思う。

勉強、家事、身の回りの整理整頓……。マイクロマネジメントよりも「しんどい」かもしれないけれど、子どもの成長のためにグッと気持ちを抑えつつ、コミュニケーションをとっていきたい。

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わりと大事な目標も掲げたので、どこかに転写して、日々意識するようにしたい。

目標立てて満足するのでなく、目標を達成して喜びを感じる。そんな充実した30代最後の歳にできたらと思います。

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