今日は私がなぜパーソナルトレーニングを辞めてしまったのかと言う事について書こうかと思います。

1つの理由が家族との時間を少し増やしたかったという理由です。
土日、祝日以外の平日は病院で仕事をし、夕方からはパーソナルトレーニングを入れてクライアントのトレーニングを見るという生活をしていました。
土日も依頼があれば朝からグループレッスンを行い、パーソナルトレーニングも合間をぬって行っていました。しかし 、土日のパーソナルトレーニングのクライアントは時間を守らないことが多く、1時間以上遅れてくると言うこともありました。
時間を無駄にしたくないため、時間通りに始められれば家族との時間も確保できると思い予定を組んでいました。
しかし、1時間以上遅れて来られると家族との時間を確保するのも難しく、また自分のために使う時間はほぼなくなってしまうと言う状態でした。
はじめの頃は、口コミでごく限られた人のみを見ていました。
まぁ現在も口コミと言う点では変わりないのかもしれませんが、クライアントのキャラクターはだいぶ変わってきてしまったと私は感じ始めました。
例えば、お酒もタバコもやめる気はなく、食事内容も変えず「とりあえず痩せたいです」と訴えてくるのです。
お酒も飲みたいだけ飲んで、食べたいものも食べたいだけ食べて、トレーニングしたのに痩せれませんと言われるのです。
これはかなり精神的にダメージを積み重ねることになっていきました。
夜更かしをしてお酒を飲んで食べたいものを食べて、、、先ほども書いたようにひどい人はタバコも吸っていて、「疲れているんで今日は休ませてください」と言われるんです。
こちらは家族との時間を調節し、自分の時間を削ってクライアントのために時間を作っているのに、このようなクライアントが散見してきたのです。
少しずつ私のメンタルは消耗していき、 自分のトレーニングの質も低下してしまう結果になってしまいました。
病院でもそれ以外の仕事でも感じていることなのですが、患者であってもトレーニングのクライアントであっても、ダイエット希望の方であっても、人は魔法を求めているんだなと。
楽して痩せたい、楽してパフォーマンスを上げたい、タバコ・お酒はやめられないけど健康でありたい。。
魔法のような謳い文句のサプリメントやダイエット器具やトレーニング方法が泡のように湧いて消えていくのを、繰り返し見ているはずなのに人は魔法を探し続けているのだなと痛感した。
病院の外で仕事を頼まれるようになってそれはさらに確信に変わっていきました。
少し話はそれましたが、、
私は病院の仕事と自分のスタジオの仕事以外にもいくつか仕事を持っています。特に自転車のコーチとしては最低限の体力を維持しないといけないので、自分のトレーニングの時間がこれ以上減少してしまうのはかなりの痛手になってしまいます。
これらのような理由から私は一旦全てのパーソナルトレーニングを休止を決意。
より良いトレーニングを提供するための充電期間という意味合いもあります。
インプットを行い知識をアップデートしたり、スタジオのweb制作をしたり、アパレルや自転車のジャージをデザインしたり、英語の勉強も開始しました。
家族との時間も以前より長く取ることができ妻の負担も軽減することができています。
人生は一度きりで、子供と過ごせる時間はごく限られた時間になることを私は自らの経験上も知っています。
私の母は私が16歳の時にガンで亡くなっています。父は私が10歳の時に出て行ってしまって生きているかどうかも知りません。一緒に暮らしていた母方の祖父母も私が21歳の時には亡くなっています。
できるだけ自分自身が健康である時間を伸ばして、家族と良い時間を過ごすのが私の人生の大きな目標の一つです。
また、一緒に過ごす友人も可能な限り良い人たちと過ごしていきたいと強く思うようになりました。
わがままなのかも知れませんが、叶えていきたい夢なので自分が行動を起こして取捨選択していかないと叶う物も叶わない夢になってしまうので行動しました。
後進を育てながらさらにスタジオを大きしく成長させて、より多くの方に良いトレーニングを提供して、一人でも多くの方に体を動かすことの大切さを伝えていきたいので今回の決断に至りました。
トレーニングを数回限りのアトラクションで終わらせず、生涯にわたって取り組む価値のあることだと理解してもらえるようにこれからも努力していきます。
現在は家族との時間、自分の勉強トレーニング時間を確保しながら土日の朝のグループレッスンのみの活動となっていますがどうかご理解ください。
体制整い次第順次パーソナルトレーニングを再開していきます。

 みなさんの、日々がより良いものになるように今日も願いながら私自身も精進してまいります!!

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