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  • 現代お笑い論

    【不定期連載】気鋭の美学研究者、鈴木亘さんによるお笑い評論です。お笑いをより深く楽しみたい方に。

  • いま、何も言わずにおくために

    【不定期連載】批評家・研究者の森脇透青さんによる「いま、何も言わずにおくために」をまとめたマガジンです。各回でゲストをお呼びして、フィクションについての対話を行います。

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    KOKKO第52号[第一特集]「公共の再生」という希望

    ★定期購読は20%OFF!登録はこちらからhttp://horibooks.com/products/list.php?category_id=13[第一特集]「公共の再生」という希望●新自由主義が前提化した社会で、公務はどうあるべきか?本特集では、新自由主義が社会の基礎的な枠組みであるかのごとく浸透した現代で公務のあり方を問い直します。高給を取る少数の意思決定者と、手足となる非正規労働者の組み合わせ組織形態が公共にまで及んだ現状や、「賃金は会社が決めるものです」「最賃を上げると会社がつぶれるので、上げない方がいいです」等、現代の大学生によく見られる温度感を踏まえ、教育と労働の現場に焦点を当てます。そのほかAppleやGoogleなどビッグテック企業に情報と権力が集中した場合の問題点や、「身を切る改革」として業務の民間委託を進めてきた大阪維新の会の失政を検証し、公務のあり方を多角的に検討します。[第二特集] 公務員の「柔軟な働き方」●公務における、テレワーク、フレックス、週休3日等コロナをきっかけにした、あるいはコロナとは無関係に進められてきた裁判所や省庁での柔軟な働き方。省庁や司法機関等の人々が集う座談会で各職場の雰囲気を紹介しつつ、実施に際しての研究報告やQ&Aを付すことで、さまざまな立場から「柔軟な働き方」を検討する特集。= = = = =【目次】[第一特集]「公共の再生」という希望新自由主義の現段階と公務労働の役割―「 公共の再生」のために何が必要か竹信三恵子 和光大学名誉教授/ジャーナリスト〈インタビュー〉 公共を再生する住民参加型の運動― デジタル監視社会に抗する恐れない自治体内田聖子 NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)共同代表〈インタビュー〉 大阪の公共を壊し経済も衰退させた維新― 住民との共同で公共の再生を坂田俊之 大阪自治労連副執行委員長[第二特集]  公務員の「柔軟な働き方」〈座談会〉 公務の「柔軟な働き方」、どう思う?― 若手・女性役員座談会小田春香さん 全司法(30代女性)吉原太一さん 国公労連(国土交通労組)(30代男性)渡名喜まゆ子さん 全厚生(40代女性)野口冬彦さん 全労働(30代男性)野村直弘さん 全法務(30代男性)「テレワーク等の柔軟な働き方に対応した勤務時間制度等の在り方に関する研究会」の最終報告について平井康太 弁護士職場学習資料「Q&Aで考える〈柔軟な働き方〉」国公労連調査政策部[単発] 2023年度 予算定員の分析国公労連調査政策部[リレー連載] 運動のヌーヴェルヴァーグ FridaysForFuture⑨環境を破壊するバイオマス発電とその抵抗運動(後編)鴫原宏一朗 Fridays For Future Sendai[連載]  国家公務員の労働条件Q&Aきほんの「き」から 第40回病気休暇のクーリング期間国公労連 [書評] KOKKO Editor’s Book Review『縛られる日本人』/『女性不況サバイバル』KOKKO編集部連載「難民アートプロジェクト」「スミレとヒマワリ」「KENちゃんの職場訪問記」「8プロ映画部日誌」は、都合により休載といたします。表紙イラスト オカヤイヅミデザイン ナルティス/末吉亮(図工ファイブ)本文組版 はあどわあく
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    POSSE vol.54(特集:地方移住の先にユートピアはあるのか?)

    ★クレジットカードでの定期購読は20%OFF!登録はこちらからhttp://horibooks.com/products/list.php?category_id=11【2023年8月30日より発送開始】【特集】地方移住の先にユートピアはあるのか?小松理虔×伊藤綾×五十嵐泰正/寺井元一×西本千尋/林 凌/佐々木大記資本主義的な都市部でのライフスタイルを拒否しオルタナティヴを求めるような流れは、コロナ禍のテレワークの広がりの後押しも得て、都市からの移住を促し「移住ブーム」ともいえる状況を生み出している。 こうした状況をどうみるべきだろうか。本特集では、移住先での生活や地域のあり方についての課題を、それぞれの地域にかかわりをもち、実践している方々の座談会やインタビューによって多角的に捉えようと試みた。 移住ブームのなかで見落とされがちな地域の課題や論点を拾い上げ、移住と地域における未来の可能性を探る。目次【新連載】◆オメラスから発つ道の途上で第1回 「被害」の消費ではなく、不公正を告発するためのメディアを岩本菜々(POSSE学生ボランティア)【最新情勢インタビュー】◆ハリウッドのストライキシャバーリ・アーメッド(脚本家、小説家)◆技能実習制度の廃止をめぐる議論と入管法改悪──今後の日本の労働市場における外国人労働者の立ち位置と労働運動の課題指宿昭一(弁護士)【特集】地方移住の先にユートピアはあるのか?◆[鼎談]移住支援のトップランナーが語る、これからの日本に必要な「まちづくり」とは?──振興だけじゃなく、今こそ「縮退」の議論を小松理虔(地域活動家)伊藤綾(きら星株式会社代表取締役)五十嵐泰正(筑波大学人文社会系教授)◆[インタビュー]「移住支援」をしていたら「福祉支援」をやることに?!──キラキラ移住物語の裏側にある実態と移住支援におけるケアの不在寺井元一(株式会社まちづクリエイティブ代表取締役・NPO法人KOMPOSITION代表理事)西本千尋(NPO法人KOMPOSITION理事)◆[論考]「広範囲の都市化」と地方移住──淡路島が「社会の最前線」の経由地となるとき林 凌(日本学術振興会特別研究員PD)◆[論考]地方移住再考──かわまた田んぼリンクから佐々木大記(かわまた田んぼリンククラブ代表)【新連載】◆社会運動史研究者がスポットワークをやってみて第1回 このままでは暮らせない──賃金の上がらない国日本黒川伊織(神戸大学大学院国際文化学研究科協力研究員)◆困窮する移民・難民の生存権を求めて第1回 「人として生きていく」ことが許されない大澤優真(つくろい東京ファンド/北関東医療相談会)◆ラディカル・アメリカ──トランス・パシフィック・レーバー・ヒストリー第1回篠田 徹(早稲田大学教授)◆生活相談Q&A「毒親」のいる実家脱出のための生活保護フル活用マニュアル今岡直之(POSSE生活相談班)【単発】◆労働組合運動の新たな形──「非正規春闘」とは何か(下)青木耕太郎(総合サポートユニオン共同代表)◆家事労働過労死裁判に取り組む意義とその射程佐藤 学(NPO法人POSSE・総合サポートユニオン)【連載】◆スポーツとブラック企業第15回 スポーツ村を変えるために──外部の意見を大切に常見陽平(千葉商科大学国際教養学部准教授)◆父の過労死──会社と闘ってきた10年間第6回 家事労働者過労死裁判の支援活動から見えてきた社会運動の可能性高橋優希◆POSSE最新ブックレビュー■表紙の写真「TOKYO NUDE」虚構の東京を出現させることをコンセプトに、レタッチによって都市の外観を変化させるシリーズ安藤瑠美フォトグラファー・レタッチャー1985年 岡山県出身。2019年 THE REFERENCE ASIA : PHOTO PRIZE優秀作受賞。http://rumiando.comhttps://www.instagram.com/andytrowa/■ブックデザイン末吉亮(図工ファイブ)
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【いま、何も言わずにおくために】#001:意味の考古学 後編|森脇透青

※こちらのnoteは森脇透青さんの不定期連載「いま、何も言わずにおくために」第一回の後編です。 前編はこちらから。 他の記事はこちらから。 4. 穴、石、文字  デリダにおいて、「言おうとすること」に対置されるのは、「文字=エクリチュール」である。知られる通り、デリダのいう「エクリチュール」は(そしてそれに対比される「発話=パロール」も)、たんに文字一般を指すのではなく、媒体的なるものの性格一般を指す隠喩である。だが、さしあたり普通の意味での文字をモデルとして考えよう。

    • 【いま、何も言わずにおくために】#001:意味の考古学 前編|森脇透青

      ※こちらのnoteは森脇透青さんの不定期連載「いま、何も言わずにおくために」第一回の前編です。他の記事はこちらから。 はじめに  いま、私たちの身の回りにはフィクションおよびフィクションに関する言説が溢れている。それに触れずに生きることはもはや困難である。そのフィクションの濁流こそが現代を特徴づけていると言ってもいい。  このnote連載で私は、現代において「フィクション」が持つ機能と意味を、さまざまなアーティスト、批評家、研究者たちとの対話を通じて探究していこうと思う。

      • 【現代お笑い論】#004 爆笑問題 太田光に見る「冗長」の美学 鈴木亘

        ※こちらのnoteは鈴木亘さんの不定期連載「現代お笑い論」の第四回です。他の記事はこちらから。 爆笑問題 太田光に見る「冗長」の美学爆笑問題と神田伯山の冠番組である「爆問×伯山の刺さルール!」が9月で終了するのが悲しい。前身の「爆笑問題&霜降り明星のシンパイ賞!!」と「太田伯山」(→「太田伯山ウイカのはなつまみ」)から毎週楽しみに見ていたが、幾度ものリニューアルを経て終わってしまった。 番組はひとつ終わるとはいえ、爆笑問題の存在感はむしろ、ここ数年で間違いなく高まっている

        • 第11回文学フリマ大阪出店・LINEクーポン配信のお知らせ

          堀之内出版は、9月10日(日)に開催の文学フリマ大阪に出店します。 新刊『寺山修司の遺産』や、そのほか人気書籍をお得に購入できるチャンスです! 日時:2023年9月10日(日)11:00〜17:00 場所:大阪府大阪市中央区大手前1-7-31 OMMビル 2F 堀之内出版のブースは「L-29、30」。会場入って左奥です。 ※文学フリマ公式情報→ https://bunfree.net/event/osaka11/ また、LINEの友だち登録者様限定で、当日会場で使用でき

        【いま、何も言わずにおくために】#001:意味の考古学 後編|森脇透青

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          『寺山修司の遺産』競馬論の試し読みを公開!

          新刊『寺山修司の遺産──21世紀のいま読み直す』が7月下旬に発売いたします。短歌や演劇だけでなく、競馬、映像、デザインなど、多岐にわたる寺山修司の業績に光を当てた一冊。 競馬について論じた章を抜粋・一部変更した上で、試し読みを公開いたします! ──────── 寺山修司における競馬檜垣立哉  少しやってみるとわかるのだが、競馬をすることとは歴史の積みかさねの解読以外の何ものでもない。歴史をたどらないと競馬の予想も、いや、本当のことをいえば競馬を「みる」ことも充分にでき

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          「権力をとらずに世界を変える」ことは可能か?──『国家に抗するマルクス』刊行記念イベントのお知らせ

          【登壇者】 隅田総一郎 廣瀬純 【日時】 2023 年7 月29日(土)18:00~20:00 【会場】 出町座 (京都市上京区三芳町133。出町柳駅より徒歩5分) 【イベント内容】 「権力をとらずに世界を変える」ことは可能か? これまで左派・リベラルは国家権力や支配階級の打倒を追求してきたが、実際に打倒したあとの世界には、どんな光景が広がっているだろうか?左派勢力は、仮に国家権力を掌握したとしても、権力関係それ自体を消滅させることはできないというジレンマを抱え

          「権力をとらずに世界を変える」ことは可能か?──『国家に抗するマルクス』刊行記念イベントのお知らせ

          第36回文学フリマ東京出店・LINEクーポン配信のお知らせ

          堀之内出版は、5月21日(日)に開催の文学フリマ東京に出店します。 マルクス・ガブリエルの新刊『アートの力』や、そのほか人気書籍をお得に購入できるチャンスです! 日時:2023年5月21日(日)12:00~17:00 場所:東京流通センター 第一展示場・第二展示場Fホール 堀之内出版のブースは「Z-37、38(第一展示場)」。会場入って奥の壁面です。 ※文学フリマ公式情報→ https://bunfree.net/event/tokyo36/ また、LINEの友だち登録

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          【現代お笑い論】#003 業界用語でお笑いを語る観客たち──お笑い批評と仕事術 鈴木亘

          ※こちらのnoteは鈴木亘さんの不定期連載「現代お笑い論」の第三回です。他の記事はこちらから。 業界用語でお笑いを語る観客たち──お笑い批評と仕事術連載の第1回で、人々がどんどんお笑いについて語るようになっている、と書いた。次に考えたいのは、人々はどのようにお笑いについて語っているのか、ということだ。 言葉や比喩、観点、枠組み、評価軸の語り等々、さまざまな点から考えることが可能だが、今回取り上げたいのは、最近のお笑い語りの言葉、もっと言うと「用語」についてである。 近年

          【現代お笑い論】#003 業界用語でお笑いを語る観客たち──お笑い批評と仕事術 鈴木亘

          解説 マルクス・ガブリエル 『アートの力』

          解説 マルクス・ガブリエル 『アートの力』大池 惣太郎 本書は、「新実在論」の旗手であるマルクス・ガブリエルが、自身の哲学をアートに適用した本である。主著『なぜ世界は存在しないのか』の第六章「芸術の意味」の内容がさらに推し進められ、「アートの力の実在論」というべき、珍しい議論が展開されている。珍しいと言うのは、よく巷で見かけるアートの存在論と、似ているようで大きく異なるからだ。 アートの存在論とは、アートとは何か、ある作品がアートであるとはどういうことかを考える議論のこと

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          【現代お笑い論】#002 笑点の新メンバーはどんな人?いま、世界一面白い落語家を見逃すな! 鈴木亘

          ※こちらのnoteは鈴木亘さんの不定期連載「現代お笑い論」の第二回です。他の記事はこちらから。 笑点の新メンバーはどんな人?いま、世界一面白い落語家を見逃すな! 春風亭一之輔が笑点の新メンバーになった。下馬評通りとはいえ、個人的にはかなり意外だった。きっと多くの落語ファンもそうだったのではないだろうか。しかし改めて考えてみれば、最もあるべき人選だったようにも思う。一之輔は『笑点』を、そして落語界全体の未来を引き受けたのだ。 この記事では、一之輔を入り口として、しばしば作家に

          【現代お笑い論】#002 笑点の新メンバーはどんな人?いま、世界一面白い落語家を見逃すな! 鈴木亘

          『オートメーションと労働の未来』試し読みページ

          ──────────── (…)  技術と雇用喪失との関係を理解しようとして、オートメーション論者は自分自身を傷つけることになる。機械知能がついにSF小説のように人間の理解力を遥かに超える速さで発達する汎用型人工知能を誕生させ、「シンギュラリティ」が到来するというファンタジーが生み出されるのだ。 ✴︎  実際には、技術の発展はすぐれて資源集約的であり、研究者は他を犠牲にして特定の筋道で研究を進めることを余儀なくされている。現代社会では、企業は利潤を生むような技術の開発

          『オートメーションと労働の未来』試し読みページ

          【現代お笑い論】#001 誰もがM-1について語る時代に、より深くお笑いを楽しむには? 鈴木亘

          ※こちらのnoteは鈴木亘さんの不定期連載「現代お笑い論」の第一回です。現代ビジネスに掲載された原稿(https://gendai.media/articles/-/105145)に一部加筆したものです。 誰もがM-1について語る時代に、より深くお笑いを楽しむには?気鋭の研究者による鮮やかな論点の整理 数あるお笑い賞レースの中でも、M-1グランプリほどに議論を巻き起こすコンテストはない。そして、これほどお笑いについて観客が「語る」機会もないだろう。予選の段階から、本命や注

          【現代お笑い論】#001 誰もがM-1について語る時代に、より深くお笑いを楽しむには? 鈴木亘

          第35回文学フリマ東京出店・LINEクーポン配信のお知らせ

          第35回文学フリマ東京出店・LINEクーポン配信のお知らせ堀之内出版は、11月20日(日)に開催の文学フリマ東京に出展します。 日時:2022年11月20日(日)12:00~17:00 場所:東京流通センター第一展示場 堀之内出版のブースは「S-03、04」。会場入って左手すぐのブースです。新刊や人気書籍をお得に購入できるチャンスです! ※文学フリマ公式情報→ https://bunfree.net/event/tokyo35/ また、LINEの登録者様限定で、当日会

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          『なぜ基地と貧困は沖縄に集中するのか?』の推薦文について

          2022年8月刊行『なぜ基地と貧困は沖縄に集中するのか?』(安里長従・志賀信夫著)の推薦文につきまして、声明を発表いたします。 【声明】『なぜ基地と貧困は沖縄に集中するのか?』の推薦文について なお、著者のお二人からも声明をお預かりしておりますので、あわせて公開させていただきます。 著者(安里・志賀)による声明文

          『なぜ基地と貧困は沖縄に集中するのか?』の推薦文について

          【イベント出展】神保町ブックフェスティバル

          第30回神保町ブックフェスティバルに堀之内出版も参加します! 普段あまり書店では扱っていない本、在庫僅少本などをイベント限定価格でお買い求めいただける珍しい機会です。ぜひお立ち寄りください! 開催日:2022年10月29日(土)〜10月30日(日)10:00〜18:00(雨天中止) ※感染状況等により、変更や中止になる場合があります ネットショップでの割引販売も! コロナ感染が再拡大するなか、「会場に行くのはちょっと…」というお客様もいらっしゃるかと思います。 そこで、

          【イベント出展】神保町ブックフェスティバル

          【特別公開】『なぜ基地と貧困は沖縄に集中するのか?』志賀信夫「はじめに」

          『なぜ基地と貧困は沖縄に集中するのか?』が刊行されました。 本書では、共著者の安里長従さんと志賀信夫さんのお二人がそれぞれの視点で「はじめに」を執筆しています。今回は志賀信夫さんの「はじめに」を公開します。 安里長従さんの「はじめに」はこちらからお読みいただけます。 はじめに 本書で伝えたいこと 志賀信夫私が専門としている研究分野は、貧困問題である。しかし、本書は貧困問題だけでなく、沖縄の基地問題も重要なテーマとして扱っている。貧困研究を専門としてきた私が沖縄の基地問題に

          【特別公開】『なぜ基地と貧困は沖縄に集中するのか?』志賀信夫「はじめに」